フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

アマナが咲始め、クリーンなサクラソウ自生地へのボランティア行動中

2009年02月28日 22時40分14秒 | 花の和名
一週間振りでサクラソウ自生地に行く。いつもの所から俯瞰するとだいぶカラフルになり明日からの春3月を実感。
ノウルシ、アマドコロ、ノカラマツ、アマナ、ノビルなどが目立ち、主役のサクラソウの若芽もだいぶ伸びて来た。サクラソウだけが伸びて欲しいが、これも自然の法則でそうはいかないのは当然だ。


赤く見えるのはノウルシ、緑はアマドコロかノウルシでサクラソウは少ない


Bブロックの通路際で開きそうなアマナの蕾があった。駐車場側に出ると蝶にお詳しい関口さんとお会いした。「アマナが咲いていたでしょう」と云う。かぶりを振るとすぐそばだった。一輪、そしてこちらには4輪、よく見るとここにもあそこにも。このところ天候が悪かったので、今年の咲き初めを見つけたようで本当にラッキー。


空には薄雲が多く晴天とはいきませんでした

関口さんがチョッとテレながら「きれいにしておけばゴミはナカナカ捨て難くいでしょう」と持参のゴミバサミと少し膨らんだゴミ袋を示した。一つの破れ窓を放置すれば次々と破られると、破れ窓を作らない事からニューヨークの地下鉄の治安さえ回復した破れ窓理論を思い出した。
でも、関口さんには気負いもなく本当に自然体だ。青木さんがホームページで注意しているオムスビの銀紙が今日も投げ入れてあったのを丹念に拾ってゴミ袋に入れた。


アマナはチューリップとユリ科の同属で花径約2.5cm


国会前庭の大寒桜は昨年よりかなり早い時期の満開です

2009年02月25日 15時56分44秒 | 花の和名
国会前庭の大寒桜はまだ満開には早かったが例によってヒヨドリが鋭い声で鳴き交い、メジロが忙しく飛び回っていた(2月19日)。


蕾も多くまだ7分咲きというところでしょうか

02年の初対面は2月26日で満艦飾の豪華さに圧倒された。それまでは2・26というとすぐ「雪の」という接頭語を連想しただけに余計新鮮だった。それからは毎年その日近辺を中心に見てきたが、07年の2月22日に満開だったのが一番早く、昨年の08年の3月7日でも7分咲きだったのが最も遅い記録だ。


独特な器用な格好で吸蜜中のヒヨドリ

ひとしきり鳥たちの吸蜜姿を写して、この状況ならタチツボスミレもと期待して自生地の南斜面に向かった。


メジロはかたまっていますが、意地の悪いヒヨドリがたまに脅します

ちょうど社会科見学で来ていた小学生達が走り回っていたが、一生懸命探しても間違えて咲いたような小さな花をつけた2株があっただけだった。
南斜面でもオープンな国会前庭では、例年3月の中旬頃にタチツボスミレが群生する事を改めて思い出した。


生垣の植え込みに咲いていたキュウリグサは今年初見参でした


小石川植物園ではタチツボスミレがもう咲いていました

2009年02月22日 19時38分07秒 | 花の和名

小石川植物園では寒桜が満開を通り越して散り始めていた。
そして驚いた事にはタチツボスミレがそこここで花をつけていた。


タチツボスミレがこんなに咲いていました

地上ではやはりオオイヌノフグリが圧倒的だったが、コゴメイヌノフグリも蕾が多いものの結構群生が見られた。今の時期一般的には6mmくらいの小さな白い花はハコベだが、ここ小石川植物園では小米犬の陰嚢がハコベを圧倒している。


オオイヌノフグリの約半分くらいのコゴメイヌノフグリ

ヤマアイもごつい葉に似合わない繊細な花が盛りだった。
受付近くのコンクリートの隙間にもスミレが一輪咲いていた。こんな早い時期に咲く濃い紫色のスミレはヒメスミレなのだろうか。


2種類の白い小さな花にちっちゃな春を見つけた気分でした

2009年02月17日 11時23分23秒 | 花の和名

荒川河川敷ではオオイヌノフグリの群生が農道脇、畔道、そして堤防のいたる所で、コバルトブルーの花を無数に咲かせ明るく光り輝いていた。


実際はもっと広くもっと大きい無数のサファイアの輝きです

農道と田圃の間の斜面に菜の花の黄色が鮮やかだった。花付きが良いし一つひとつの花も大きい。そして葉が茎を抱いている。セイヨウアブラナだ。近くにはナズナが叢生し、大株もあった。ホトケノザの赤紫、オオイヌノフグリの青も花盛りだ。

よく見ると地上近くで小さな白い花をつけているタネツケバナ(種漬花)があった。つい先ほど枯ヨシの群生近くの畔道で5㎜くらいの3花を見つけて喜んだばかり。短時間に2度目の感激だ。


発育を促すために種籾を水に漬ける頃咲いたのが名の由来という

オランダミミナグサもあった。こちらもまだ低く花も遠慮がちに開いているが、今年初見参で非常に懐かしい気持になった。

さいたま市の荒川堤と水田の花にもプラザウエストは名実共に一大複合施設になりつつありますをアップしました。


ハードとソフトがマッチしてこそ利便性が高まります

2009年02月11日 18時10分37秒 | Main

開館以来4回目の建国記念の日にして初めてプラザウエストそして桜図書館が利用できた。

4月の異動でプラザウエストの全員が異動になり、あとを市の外郭団体のさいたま市文化振興事業団が受け継いだ。
運営が移ってからはナカナカ機会も無く、先日初めて訪問した。応対にでた井上さんは給水関係で全館休館している複合施設は他には無いので、なんとか工夫して市民の利便性を図っていく事に決定していますと明快だった。


自転車置き場に入りきれない自転車があふれています

曇空の寒い今日だったが、昨年の今日とは打って変わって多くの利用者が訪れ活気にあふれていた。
巨大複合施設はより多くの人に、より有効に利用されてこそ価値がある。ハードとソフトがマッチしてこそ利便性が高まるのは自明の理だ。

ナビゲーションバーのプラザウエストの休館日を更新しました。是非ご覧ください。