光陰矢のごとしで毎年一年が短くなっている感じがしますが、今年も蘇軾の別歳の最後のフレーズ「還君老與衰(去る年ニ老ト衰ヲ還(かへ)サン)を反芻しています。
約1.5㎝のセンダン(栴檀)の核果は葉が落ちた後も長く残る
民主党政権が終わりを告げ、再登板の安倍政権は矢継ぎ早に政策転換を図っていますが、物価高だけを招来しないよう祈るばかりです。
河川敷を歩くとオオオナモミなどのヒッツキ虫がついてきます
彼岸花の葉がずーっと続いています
約1.5㎝のセンダン(栴檀)の核果は葉が落ちた後も長く残る
河川敷を歩くとオオオナモミなどのヒッツキ虫がついてきます
彼岸花の葉がずーっと続いています
花托が大きくなった長さ3.5㎝くらいの偽果
ヒヨドリなどが来て残りの柿の実はかなり少なくなっています
下のお菊虫は枯葉に沈みそうで心配です
ハンノキはすっかり葉を落とし雄花序だけが目立ちます
錦乃原桜草園ではモズが何か獲物を見つけたようです
風もない好天なので友人の墓参りに多磨墓地に行ってきた。
多磨墓地表門近くの散り際の紅葉
いつもは2~3の友人と一緒だが今回は一人で、案内図を持っていかねばとんでもない方向に行くところだった。帰路もやっと表門に出られる始末。でもおおらかな性格だった友人との一時を持てて嬉しかった。
久しぶりなので野川公園に足を延ばした。意外に近かく20分くらいで正門に着いた。自然観察園に行く道は慎重に案内板を確認して歩いた。イチョウなどの落ち葉が厚く敷き詰めている所からは次々と小鳥が飛び立った。シジュウカラのように見えたが胸や腹、背が赤褐色のヤマガラだった。
シジュウカラ科のヤマガラ。ヤマゲラは黄緑色のキツツキ
自然観察園に入ると枯葉の上をたくさんの小さなチョウがヒラヒラと飛び回っている。ほとんど止まってくれず、動画は撮ったが、静止画はやっと一枚だけだった。
やっと止まったクロスジフユエダシャク
事務所に尋ねるとこの時期に現れるフユシャクガの一種でクロスジフユエダシャクという。幼虫が尺取虫でほかの生物がほとんどいなくなった12月の初旬に大量発生するという。蛾の一種で夜行性のものが多いがこの種は昼行性で、メスは羽が無いかあっても小さくて飛べないという。飛んでいるのはオスだけで枯葉の下などにいるメスを求めて忙しく飛び回っているらしい。時期さえ間違えなければ普通に見られるようだが私には初めての経験で、何とも不思議な光景だった。
自然観察園で唯一花が咲いていたリュウノウギク