さいたま市民園芸講座の「さくら草の育て方」に参加してきた。会場は見沼の農業者トレーニングセンターで講師はさくらそう会世話人の伊丹清さんだった。
半分以上はサクラソウの歴史だったが田島ケ原サクラソウ自生地の話もあった。現在のサクラソウ自生地はノウルシの勢力が強すぎ、サクラソウを黄色い花と誤解する人もいるのではとの話も出て、同感してしまったが、チョット情けない。
花芽が付いた芽分け済みの根が5つ入った小袋と私のは綾波(薄色)の種名の札があらかじめ鉢の中に配られていた。鉢に植え込む作業は意外に簡単だった。でも家に帰ってみると自転車の揺れで上に飛び出してしまった根もあって前途多難を思わせる。
早く着いたので園芸植物園に行ってみるとモンキチョウが飛んできてビックリした。調べてみると春に最も早く羽化する蝶のひとつで、時に冬の暖かい日に羽化することもあるという。
白梅、紅梅も満開で、マンサクも花をつけ、サンシュユが蕾を膨らませていた。そして明るい林床ではフクジュソウが黄金色の花をいっぱいに開いていた。
フクジュソウはキンポウゲ科の多年草。元日草の別名があるように早春に咲く花