フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

今日の雪を小鳥たちは何処でどうしのいでいるのやら

2015年01月30日 11時16分38秒 | 身辺雑記

今日は窓の外は雪が斜めに降っている。ベランダの手摺には3センチ位は積もっているが、朝より牡丹雪交じりになってきたようだ。
27日に定例のマンスリーレポート27の取材で荒川河川敷を回ってきた。その時出会った小鳥4種、今普通に見られる小鳥達だが今日の雪を何処でどうしのいでいるのかに思いを馳せると、ストーブの暖かい部屋に居る自分が本当に有難く思える。

カヤネズミの巣を探してヨシ原の縁を歩いている時突如飛び立ったヒバリ

アトリ科のカワラヒワはキリリコロコロと群舞していることが多いが一羽でいると悪漢面(?)だ

貌の白黒の帯と長い尾が特徴で色々な聞きなしがあるホオジロの長い囀りはきれい

ホウジロ科のカシラダカは腰のウロコ模様が特徴。ホウジロより尾は短いく少し小さい


中心が赤褐色のロウバイの変種が花をいっぱいに咲かせていました

2015年01月25日 13時56分36秒 | 身辺雑記

近くの白幡沼でカワセミが漁をするところに出会いながら、撮れたのは鮮やかな水色の塊だけでガッカリ。
このところ時々見かけるオオバンを撮っただけで沼を後にした。

上嘴から額にかけて白い肉質(額板)で覆われるオオバンはクイナ科の冬鳥または留鳥

ロウバイらしきが木いっぱいに花を付けているが見えた。喜んで行ってみたら、普通庭に植えられている花全体が黄色のソシンロウバイではなく、中心が赤褐色だった。よく見るとどうやらロウバイより花が大きく花弁も大きい。

トウロウバイかカカロウバイのようです

ネットで調べると中心が赤褐色のロウバイには、トウロウバイ、カカロウバイ、ダンコウバイそしてワロウバイまであり、花が全て黄色のソシンロウバイとマンゲツロウバイがあった。

アップにするとトウロウバイのようです

新牧野日本植物図鑑に「ロウバイの中で花弁が広く、花の姿の美しいものをトウロウバイ(Chimonanthus praecox(L.)Link var.grandiflorus(Indl.)Makino)という。花弁が普通品(var.praecox)よりやや広くトウロバイより狭いものをカカバイ(var.intermedia Makino 漢名 荷花梅)といい、花全体が黄色のものをソシンロウバイ(var.concloolor Makino 漢名 素心蝋梅)というとあった。
そしてクスノキ科のダンコウバイの項に「檀香梅は元来トウロウバイの漢名を本種に転用したものであろう」とあって疑問が氷解。

すぐ近くに花全体が黄色のソシンロウバイもありました

ワロウバイは何処を探しても無く、ロウバイの事のようだ。ネット特有の一投稿者の造語なのだろう。


熱海大野屋の一流ホテルプライド未だ衰えずで嬉しかった

2015年01月23日 22時34分54秒 | 身辺雑記

21日から熱海の大野屋に行ってきた。この時期限定の2泊目は2200円の超ウルトラサービスプランを利用したので、結局1泊当たり約6,400円で2泊3日の温泉旅行を楽しんできた。このプランは伊東園ホテルグループの特別プランで、4食付で夕食時の飲み放題もついていた。

ホテルの部屋からの熱海湾の眺め

この安さでは行く前には本当に心配だった。ローマ風呂で一世を風靡した大野屋だっただけに、施設の老朽化や手入れの悪さなどなど色々心配だった。
でも、ロビーやお部屋など決して新しくは無いがきれいに手入れされていた。一番心配した掃除などが行き届かない不潔感は全くなかった。アチコチにある豪華なシャンデリアなどもホコリは感じられなかった。

従業員さんも明るくプライドを持ってキビキビ働いていた。チェックインの時に色々説明してくれた女性がバイキング会場では食べ放題のカニの所で働いていた。色々な場面で接客するのはお互いにいい事で笑顔が素晴らしかった。
一番感心したのは広大な(バブル期の熱海の繁栄の象徴のような広くて多様な)パブリックスペースや娯楽施設のどれ一つとしてクローズすること無く、オープンしていた事だ。何処も開放して宿泊客に利用させているのは照明代だけ考えても大変だと思った。
でも敢えてそうしているのには、一流ホテルのプライド未だ衰えずを感じ嬉しかった。


14日はサクラソウ自生地も近くの荒川河川敷も草(野)焼きを無事終了

2015年01月15日 18時18分55秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

1月14日に田島ケ原サクラソウ自生地と近辺の荒川左岸堤防内外の田んぼ地帯のの草(野)焼きは好天にめぐまれ無事終了した。
サクラソウ自生地では午前9時から12時まで約3時間で第1、第2自生地全域の草焼きを終了。今年は消防署から小区画毎に燃やして欲しいとの指導があったようで、河川敷もアチコチ分散して焼いていたようだった。写真を撮りに来ていたギャラリーにはちょっと期待外れの感があったようだ。

サクラソウ自生地の草焼き。後ろは昭和水門

太陽もさぞ煙たかったことと思います

ギャラリーは年々多くなっているので安全のために田島ケ原サクラソウ自生地を守る会のボランティアがお手伝いしているが、朝はさくら草橋から下って来る途中の道のゴミ拾いもした。短時間だったがゴミ袋7~8袋を収集できた。

午後になっても晴れ間は少なくなったもののほとんど風のない好天で河川敷の草(野)焼きも2時半ごろには終わりかけていた。いつもの原野は行った時には残り火の消火作業が行われていた。
農道で出会った年配のお百姓さんは「害虫駆除など稲作には欠かせない野焼きがこんな好天になるとは農業の神様のおかげだ」と嬉しそうに話していた。

荒川左岸堤防から道場などの堤外地の田んぼ地帯を望む


14日のサクラソウ自生地の草焼きの準備は完了していました

2015年01月13日 14時15分15秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

明日1月14日のさいたま市の天気は晴後曇、北西の風後北の風で天気は問題なさそうなので、田島ケ原サクラソウ自生地の草焼きは予定通り実施されそうだ。
12日の自生地は草焼きの準備が完了していた。観察路の両側は広く除草されて柵に延焼する心配は全くない。
14日は近くの荒川左岸堤防内外の田んぼ地帯の野焼きも実施予定だが、消防署からは細かく区切って小面積づつ燃やすようにとの指導を受けているという。自生地もそれを実践しているのだろう各区の真ん中にも除草帯があった。

旧志木街道の横堤からサクラソウ自生地を俯瞰。真ん中が中央観察路

前回、本来なら正面を向いている筈のお菊虫が下向きになっていたが、吊る糸をくっ付けた痕跡がハッキリとあって、やはり吊っていた糸が何かの原因で取れたようだった。
12日は柵の支柱に観察路の方を向いているお菊虫を見つけた。こんな見やすい所にあったのを何故見つけられなかったのかまったく不思議だったが、恐らく立ち枯れたトモエソウか何かの陰になっていたのが、除草で現れたのだろう。

上の方に糸を付けた跡がハッキリ盛り上がっています

ジャコウアゲハの蛹がお菊虫と言われる訳が喉の所に見える糸です

駐車場の植え込みで真っ赤な実をつけていたトベラがスッカリ実を落として開いた殻がまるで花のようにたくさん付いていたのは面白かった。