フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

さくら草まつり’23は好天に恵まれ大成功でした

2023年04月16日 16時04分58秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

さくら草まつり’23の4月16日(日)は前日は終日雨、16日の朝も天気予報は晴れにも拘わらず空は一面の厚い雲に覆われていた。
それでも雨はやんでいて降る気配はなかった。ただ、午後からは所により雷雨の予報だった。取り敢えず雨具の用意はして出かけた。観察路に水たまりがないか心配だったが、これまでの乾燥もあり、多少水分を含んでいるかなとの程度くらいだった。


朝9時過ぎの中央観察路。多少柔らかくなっていた程度だった。

サクラソウの花は雨に打たれて哀れをとどめていた

10時を過ぎると空は青空が広がり、暑いくらいの陽が注ぎ始め人出も一段と多くなり芝生広場の屋台は多くの若い家族連れでにぎわい始めた。11時20分頃の屋台の人出

中央観察路の柵の一つにオキクムシがついていた。ジャコウアゲハの蛹で一時はたくさん見られたがジャコウアゲハの幼虫は食草のウマノスズクサを所かまわず食べるので、根元近くの茎まで食べてしまいウマノスズクサを枯らしてしまったので少なくなってしまった。
ちょうど首のあたりに糸を回して吊り下がるので怪談のお菊さんになそらえてお菊虫の名がある

現在、チョウジソウが真っ盛りでたくさんの花をつけていた。

清水勇人さいたま市長もお見えになって、我々のテントも訪れてくれて久しぶりにお話ができた。


今年も新開小学校が校外学習に来てくれました

2023年04月12日 18時02分15秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

今日4月12日は恒例の新開小学校の4年生の校外学習だった。今年は10日が始業式だっただけに先生の準備も大変だったようだが、何とかとかやりくりして来て頂いた。
風は強かったが、晴天で生徒さんたちはタブレットを持っている子もいて時代の違いを感じさせられた。でも興味を示す事や質問はやはり小学4年生でこちらが困ることもあった。嚆矢は「なぜはなびらはハート形なのですか?」との質問だった。
でも私も楽しい時を過ごさせてもらい、写真を撮る機会を逸してしまった。

代わりに前日に撮ったカラスノエンドウとチョウジソウに来たヒゲナガハナバチの写真を掲載してみる。

カラスノエンドウは花の下の筒が長いので口吻が長くないと蜜に届かない。

白いのは花粉団子なのだろうか?何だかよく分からないので分かったら教えて欲しい。

チョウジソウも花の下の花筒が長いので口吻が長くないと吸蜜できない

こうゆう意地の悪い偶然もある。葉が少しずれれば口吻が花筒に入っているのが分かるのに


いつもは下旬に開くチョウジソウが花開いています

2023年04月10日 18時20分03秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

今年はすべての植物の生長がはやい。サクラソウ自生地ではオギが伸びだしスイバももう赤い穂をつけて林立している。
いつもは4月下旬かGWに花開くチョウジソウがもう咲いている。中央観察路のE区に近いあたりでもB区の公園よりでも見られる。

でも何となくひ弱そうな感は否めない。もう少しゆっくり咲きたかったのかも

彩湖の畔にある補完地はヒキノカサが黄色い花をいっぱいに咲かせ、サクラソウの赤と素晴らしいコンストラクトをかもしている。

ヒゲナガハナバチも忙しく吸蜜に飛び回っていて心強い。


D区のタジマシロが咲き、珍しい花弁がギザギザの花も

2023年04月03日 18時29分04秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

田島ヶ原サクラソウ自生地はすべての植物の生育が早く、ビックリです。アマドコロがアチコチで蕾をつけ、チョウジソウにも蕾が見られます。そして困ったことにスイバがもう全域で伸びだして赤い穂をつけ始めています。

例年タジマシロが見られるD区のいつものあたりに白花サクラソウが2株開花しました。花はまだ小さいですが観察路からご覧いただけます。

奥のは2輪、手前は2輪と蕾も2つあるので楽しみです

下の花は2輪でしょうか?

第2次指定地は比較的近くでサクラソウを観察いただけるし、群生も見られるのでぜひ足を延ばしていただきたい。
中に花びらがギザギザの株があった。柵から遠くないところにあるので探してみてください。


すべての植物の生長が早い今年のサクラソウ自生地

2023年04月01日 18時46分25秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

4月1日は好天の土曜日で桜満開の桜草公園は若い家族連れでにぎわった。
サクラソウ自生地はすべての植物の生育が早い。驚いたことにもうアマドコロが蕾をつけていた。

いつもなら4月中旬にようやく見られるようになるアマドコロなのに。
蕾と言えばタジマシロもD区で3株蕾をつけていた。

普段なら蕾をつけても花が咲くまで時間がかかるが今年は早そうだ

サクラソウの花も一生懸命咲いている。

でもオギが伸びだしてサクラソウをスダレ越しにしている

例年なら自生地の4月半ば過ぎからのお邪魔虫のスイバがもうかなり伸びて赤い穂をつけている。

すべての植物の生育が早く、一斉に伸びだしてただでさえ背丈の小さいサクラソウを大切に大切に隠まろうとまったく余計な事をしているサクラソウ自生地だ。