穏やかな日差しに誘われてつい足が向いてしまったが、以前にも登った気軽さでタチツボスミレなどに迎えられると、途中河川敷では見られないクサイチゴやキイチゴの白い花やフデリンドウ、サトイモ科テンナンショウ属のムサシアブミも撮りながら1時間くらいで頂上に着いた。
リンドウ科の花は雄しべ先熟。この花は雌性期で柱頭が開いている
サトイモ科テンナンショウ属は雄株から雌株に転換するという
見上げるとカスミザクラらしき白い花が見え、アオモジが花をつけていた。そして周囲を見るとアオキが小さな紫褐色の花を咲かせていた。ミズキ科の常緑低木はいつも実をつけている姿しか見ていなかったので新鮮だった。
頂上の石像。知恵の文殊に対し慈悲の普賢と言われるという
アオキは雌雄異株、この株は雄株のようだ