フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

3人目の孫に初対面してきました

2018年07月26日 17時18分42秒 | 身辺雑記

7月7日日に3人目の孫が生まれた。近ければすぐにでも顔を見られたが、愛媛の松山だ。嫁さんも少し落ち着いてからの方が良いと言うので今日になってしまった。女房殿が脚が悪くなければ前回同様家で面倒みたが体が思うようにならず嫁さんの実家の叔母さんのお世話になるかたちになった。嫁さんは大学に勤めているので普段から息子とは別居生活だ。陣痛が来たときは誰も居なくて小4の息子が立ち合ったと言うのでビックリだった。幸いにもお産は軽く母子ともに元気で良かった。今回もまだ見えないだろうに目をパッチリ開けてお愛想をしてくれた。上の子とは10歳違うので早く大きくなってほしいなど無理な希望を持っている。

お祝いのお膳を置いてあげましたが、お食い初めもまだです

おばあちゃんにだっこしてまだ見えないだろう目で一生懸命見つめていました

名前は夢翔(ゆうと)。「でっかい夢に向かって翔ぶ」逞しい男の子に育ってほしいと爺は願っています。


猛暑でげんなりしているのは人間様だけでしょうか

2018年07月20日 17時47分58秒 | 身辺雑記

連日の猛暑で死者も出る騒ぎだ。西日本豪雨の被災地ではボランティアまで熱中症で病院に搬送される事態で確実に気候が狂っている。地球温暖化の影響だろうか。予報ではまだ当分この状態が続くようだ。
去年はポリネータ役をやって多くの果実を成らせたキカラスウリを今年はまったく冷遇している。庭木には這わせないようにして家の壁面を伝うようにしているが、このところ急激に伸びて一度切った電柱までまた伸び出してしまった。今見ると多くの葉を茂らせ花も盛大につけている。この暑さでも弱ることなく繁茂している。蔓植物の繁殖力のたくましさは恐ろしいほどだ。

今日は遅れていた6月の27レポートをアップした。少し古いがその時の写真で使わなかったのをアップしてみた。

日本昆虫界最強のアサシンというシオヤアブ

ツユクサにマメヒラタアブが来ていた。見ていると最初は長い雄しべの花粉をなめていたが、そのうちに真ん中の雄しべに移動した。飾り雄しべと言う短い雄しべは全く眼中に無かったようだ。

ツユクサの長い雄しべの花粉をなめるマメヒラタアブ

いつの間にか真ん中の雄しべに移動していた


どうしてカタツムリはほとんどが右巻きなのでしょうか?

2018年07月08日 18時46分11秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

5日の観察会で左巻きのカタツムリが見つかった。ほとんどが右巻きで左巻きはほんの少数という。でも以前にも自生地で左巻きのカタツムリを見つけた。
上から見て時計回りに渦を巻き、右下に開口部があるのが右巻き、時計と逆回りで左下に開口部があるのが左巻きと言う。雌雄同体だが、右巻きは右巻きとのみ交尾が可能なので個体数が少ない左巻きは余程の幸運に恵まれない限り子孫は残せないという。何故そんな希少種ができたのかネットを見たら面白い証明がされていた。
通常の右巻きのカタツムリの天敵はイワサキセダカヘビという右利きのヘビで、左右の歯の数が違い右巻きのカタツムリを捕食し易くなっているという。このため食べられないように左巻きが出現したようだ。それゆえイワサキセダカヘビとヒダリマキカタツムリは生育域が重なっているという。面白い説だが本当のようだ。そしてカタツムリと言うのは種の名前ではなく陸に棲む巻貝の通称と言う。

ヒダリマキマイマイ。目は長い触角の先にあるというが、確かに目があるようだ。

トモエソウに来ていたセセリチョウはイチモンジセセリではなさそうなので、撮ってきた。調べてみると裏翅の中央にあるハッキリした白斑はミヤマチャバネセセリの特徴と言う。ミヤマと言っても平地の川原にも普通にいるようだ。

普通は下向きに咲くバアソブの花が上向きに咲いていた。3裂する大きな柱頭が分かり、雄しべ先熟の雄しべも花粉を出し終わっているようだ。そばかすの方言のソブも見えるが古くなると褐色を帯びてくる。

花の先端は浅く5裂し、反り返るバアソブの花


今日7月2日は雑節の半夏生です

2018年07月02日 15時56分48秒 | 身辺雑記

今日7月2日も又うだるような暑さだが、夏至から11日目、そして黄経100度の点を太陽が通過する半夏生だ。
カラスビシャクのコルク層を除いた塊茎が半夏という生薬で、痰切やコレステロールの吸収抑制効果があると言われる。サトイモ科のカラスビシャクが生える頃からハンゲショウと言われたのが、いつの間にか葉が白くなるドクダミ科のハンゲショウが生える頃というのが定説のように置き換わっているようだ。

半夏生の頃に葉を白くするので半夏生、半分白くなるので半化粧、カタシログサ

畑の強害草とも言われたというカラスビシャクだが、この時期色々探してみているがナカナカお目に掛かれ無い。農耕地周辺の草地、河川の土手などに比較的普通な多年草。(関西の花)とあるが、この4~5年一生懸命探してもただ一カ所いつもの所でしかお目に掛かれない。「畑を囲う雑草地にではなく、ふかふかに耕した畝で作物に紛れて生えてくる。」(mirusiru.jp)ともあったが結構信ぴょう性がありそうだが、なんと神経質な種だと思う。

3小葉がカラスビシャクの葉。同じ塊茎から生えているが地上では他人のよう

このカラスビシャクは付属体が結構長い