フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

2月10日新開小学校のサクラソウの芽分けが終わりました

2025年02月10日 18時08分06秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

晴天で無風の2月10日新開小学校で恒例のサクラソウの芽分けが行われた。
事前に念のためサクラソウの芽の生長具合を確かめてみた。夏の暑さが厳しかったので今年は芽が十分に生長していないのが多いので心配したが、どうやら大丈夫だった。

サクラソウの根と白いのは成長し始めている芽

毎年の事で学校の準備は万端。ブルーシートを敷き土や作業用のスコップも用意してあった。そして嬉しい事に芽分けを頑張って欲しいとジョウビタキが作業前に激励に来てくれた

一番向こうの土の袋の上にジョウビタキが来ているのが分かりますか?

最初に大事に保管してきた鉢を丁寧にひっくり返してサクラソウの根を出しました

サクラソウの芽が付いた根と空の鉢を持って新しい赤玉土と腐葉土を混合した土を入れて根を丁寧に植え込みます。

最後に新しく芽分けをした鉢を花壇に戻し、たっぷり水やりをしました。約1時間、生徒たちは率先して自分のやらねばならない事を実践してくれたので、予定より早く芽分けの作業が終わりました。


田島ヶ原サクラソウ自生地の草焼きは15日に延期です

2025年01月08日 22時10分41秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

今年も宜しくお願い致します。

今日8日の田島ヶ原サクラソウ自生地の草焼きは乾燥しきったオギやヨシが前々日の降雨でたっぷり水分を含んでしまい中止のやむなきにいたった。6日の雨までは昨年からズーと晴天続きだったのに本当に意地が悪い。やむなく中止でポスターを掲示してきた。

一週間後だが、予報では12日に雨のようだが、少しで15日こそは草焼きを実施したい。

チョット心配なのはジュリアンの花の周囲が枯れかけているような感じな事だ。なんでもなければいいが。

今朝は雲一つない日本晴れだったのが余計に悔しい。


サクラソウ自生地を守る会の現地活動が開始しました

2024年03月30日 18時56分43秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

前日の29日は文字通りの春の嵐で、今日30日が2024年の現地活動の初日になった。

朝からの好天で次第に気温が上がり、24℃位までになったようで時間が経つほどサクラソウなどの開花が進んだ。
ヒキノカサが黄色い花をつけ、ジロウボウエンゴサクが多くの花を咲かせてくれた。

サクラソウも負けじと全域で花を咲かせ始めたが、まだ丈も花も小さい。これから大きくなってくるが、自生地では他の花も生長するする。しかも可憐なサクラソウより早くたくましい。これが自生地の難しさだ。


サクラソウは1輪花開きアマナが全開の自生地

2024年03月17日 10時07分17秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

15日にサクラソウ初咲きの方を受けて翌日にサクラソウ自生地に行ってきた。最高気温が21℃迄上がった5月中旬並みの暖かさだったが、そう強くは無い風があってヒロハアマナは全開とはいかなかった。

一輪咲いたサクラソウは皮肉にも最盛期には花を隠されてしまうノウルシを風よけにして花開いていた。

後ろには多くの蕾が控えていてすぐにたくさんの花を咲かせそうだ

お昼ごろには空気も暖かくなり全域でアマナが白い絨毯を広げ、ハナバチが忙しく飛び回っていた。キタテハも見られたが残念ながらカメラには撮れなかった。


ツルボは早春に葉を広げ夏には一度枯れて秋に花を付けます

2024年02月23日 16時35分21秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

今年の田島ケ原サクラソウ自生地は温暖化の影響で全ての植物の生長が早い。主人公のサクラソウも芽を出しており、ヒロハアマナは花を付けている。残念ながら雨水の19日は雨模様の曇天だったので開花は見られなかったが・・・・

いつもはノウルシの独り舞台だが今年はノカンゾウやアマナ、キンミズヒキ、フキノトウの生長が早くチョット影が薄い。その中でも地味なノビルやツルボの線形の単子葉の葉が目立ちます。
ツルボは早春に葉を出し夏には一度枯れてしまいます。

秋になって花茎を伸ばし小さなピンクの花を線香花火のように付ける面白い植物です。堤防など日当たりの多い所に生育し、群生します。

これは10月17日に撮った過去の写真です。花をアップにしたのが下の写真です。