9回目の祥月命日にお墓の掃除をしているとかなり向こうの石碑の上でヒヨドリが花びらをくわえて振り回しては戻していた。動画を撮っても1分以上パフォーマンスを繰り返してくれた。母のプレゼントと思い録画した。でもかなりズームをきかせていたので、ブレが大きく見づらいのが難点だった。
でも、ヒヨドリやジョウビタキなど大きめの小鳥は結構カメラを向けている内は被写体になってくれる。今回もカメラをしまうとそれを見届けたように何処かに飛んで行った。
錦が原ではサクラソウが花芽を付けていた。ノウルシもかなり見られたが、やはり植生から行くと種類は少ない。今回初めて三好学博士が訪れてお墨付きを与え、1934年に天然記念物に指定されたのを知った。田島ケ原より14年後の指定だった。でも戦後の食糧難の時代に全て耕作地化され、サクラソウは有志の人たちの庭で育てられたようだ。全て開墾されてしまったので戦後の指定からは外れたようだ。
花芽をつけたサクラソウが一株だけ見られました