今日のひとネタ

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耐寒力を高めるには

2004年12月01日 | 日記・雑記・ただの戯言
 一度北国に住んでみることです。それが一番でしょう。今日はこれまで。ってことでは情けないので一応考えてみましょう。考える前にまず私のこれまでの居住地を説明します。過去の流れは、石川県加賀市(18年)~京都府京都市(4年)~宮城県仙台市(2年)~岩手県盛岡市(2年半)~青森県青森市(5年)~福島県郡山市(5年)~埼玉県鶴ヶ島市(4年)となっております。残念ながら北海道には住んだことがありません。

 生まれは北陸なので、まぁ寒さには強い方だと自分では思っておったですよ、昔は。しかし、京都も結構寒いし、盛岡は死ぬほど寒いし、青森も相当寒いし、仕事で滞在することの多かった八戸も泣けるほど寒かったです。ということで、北陸地方の寒さなんぞは序の口とは言いませんが幕下13枚目くらいのもんです。(なお、京都が石川県より寒いように書いてますが、ただ単に居住条件が悪かっただけで、普通に外を歩いてる分には石川県の方が当然寒いです。)

 で、東北地方で15年ほど修行を積むと寒さに強くなるかというと、それはたしかにそうです。実は、青森から郡山に引っ越した段階で既に違いました。盛岡とか青森で体験するような、「外に一歩出た途端に心臓がキュッと縮むような感じ」というのは、残念ながら郡山では味わえません。中には「郡山は盛岡より寒いんだよ~」とか言う人もいますが、ただ単に風が強いのでそう思うだけでしょう。

 さらに、埼玉に越してきてからは一応冬の挨拶代わりに「寒いですね~」とは言いますが、真剣に寒いと思ったことはもありません。青森にいた頃は冬場はスーツの下にスキータイツをはいて営業に出ることも多かったのですが、郡山ではその頻度がかなり減り埼玉では一度も使ったことがありません。寝るときも「遠赤外線あったか肌着」のような物も持ってますが、これも体調が悪いとき以外は使わなくなりました。なので、省エネのためには皆さん一度北国に住んで寒さに慣れることですね。一度鍛えると暖房費は確実に減ります。

 ちなみに、うちの会社は本社が大阪です。こう聞いただけでシブチンだというのお察しの通り。おまけに同族会社であって一族の誰かが仙台支店に赴任してきたなんちゅうことは過去一度もありません。多分東北なんてクマソの里だと思ってることでしょう。で、防火の意味もあって「独身寮ではストーブやファンヒーターなどの暖房器具を置いてはならない」という鬼の掟がありました。仙台の寮ではどうしてたかというと、みんなでコタツに入るかドライヤーの風に身を寄せ合っていたという状況です。あるいはやたらと酒ばっかり飲むか。

 で、入社3年目に盛岡に独身寮ができることになり、北東北担当の若手はそこに入ることになりました。4月とはいえ盛岡の朝は確実に氷点下。暖房無しで起きるのは相当な気合がいります。なので、私が寮生を代表して仙台の業務担当者に電話しました。

「あの、盛岡の寮のことなんですが」
「なんだ?」
「むちゃくちゃ寒いんですけど」
「我慢しろ!(ガチャ)」

という対応で、それ以来すっかり我慢強くなったかというとそんな事はなく、こっそり電気ストーブ置いてました。ということで、耐寒力を高めるには一に気合、二に経済力であると。あと皮下脂肪を増やすというのもありますね。それとか、部屋で筋トレやるのも暖房費の節約になります。

 盛岡に住んだ最初の冬はやたらと寒くて、2月に「最低気温-15度 最高気温-5度」というのが約2週間続きました。水道なんかは一度凍らせると昼間も融けません。窓の結露が凍ってカーテンが開かなくなったということもありました。ま、そういう生活だと最高気温が4度とかいうようになると妙に嬉しくて「今日は日差しが暖かいな」とか思うようになります。(マジで) そういう事もあって、こちらに住んでからは春の訪れを喜ばなくなったり、そもそも冬と春の境目を感じなかったり。

 あのロシアの怪僧ラスプーチンは、極寒の地に生まれ育ったので生命力が異常に強く、暗殺されたときも致死量の何倍もの毒を飲まされたのにケロっとしてたから、ラチがあかんということで結局射殺されたというのを読んだことがあります。(もちろん現場を目撃したわけではありません) うちの家族は、私以外全員青森県出身ということになりますが、生命力が強いんやろか? そうは見えませんが。

 結局タイトルとはなんも関係ない内容になりましたね。期待した人はすいません。暖房費節約したい人は、地道に部屋で筋トレやって下さい。希望者には我が家のダンベル(20kg)を譲ります。ただし取りに来てくれる人限定ですが。

 ところで、ゴジラがハリウッドの殿堂入りとか。考えてみれば、ゴジラとは水爆実験の影響で誕生したのではなかったでしょうか? ということは、あれはアメリカが自らの核開発活動を正当化しようとするためのパフォーマンスです。イラクやアフガンでの劣化ウラン弾の使用も正当化しようとする意図も見え見えですね。(本当か?) イラクへの爆撃により、バグダッドの地下で眠っていた怪獣が目を覚ましてアメリカを攻撃するという映画を作ると受けるかもしれませんね。