今日のひとネタ

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私とザ・ベストテン

2004年12月21日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 週刊誌チェックのために書店に寄ったら、思わず「ザ・ベストテン~甦る80'sポップスHITヒストリー」という本を買ってしまいました。ザ・テレビジョンの別冊ですが、「番組史上初の公式DATA BOOK!!」「1978年~1989年の全ランキングデータを写真つきで紹介!」というものです。

 ただし、私の関心は1980年代中期のアイドルポップスに限定されており、要するに「亜美さんの作った曲は何曲ランクインしたのか?」という点に集約されてます。この件は研究室のどっかにあらためてアップするとして、ざっと見ただけで

松本伊代:「時に愛は」「恋のKNOW-HOW」
河合奈保子:「微風のメロディー」
松田聖子:「天使のウインク」「ボーイの季節」
岡田有希子:「二人だけのセレモニー」「Summer Beach」

が10位以内にランクインしてます。また、スポットライトに志村香が「曇り、のち晴れ」で出たそうです。それを考えると「POINTS-2」というのは、かなりすごいアルバムですね。(なお、この本では作詞作曲者は表示されておりませんので、挙げた曲はあくまでも私の記憶に頼っての事です)

 なお、松田聖子は「天使のウインク」のときに結婚・休業宣言したので2週連続1位になった「ボーイの季節」では一度も出演してないんですと。もうちょっと粘ってテレビ出てれば「天使のウインク」を凌ぐヒットになったかもしれんのに。ブツブツ。

 ところで、私にとって「ザ・ベストテン」は一生懸命見た時期と、まったく見なかった時期と、暇があれば見るという時期があって、特別に思い入れが強いわけではありません。一生懸命見たのは中学生の頃で、「アリスは出るのか? 甲斐バンドは出るのか? ゴダイゴも結構かっこいい」とか言いながら見てました。

 中学時代にアイドル歌謡ばっかり見てた反動で、高校に入ると「テレビのベストテン番組なんぞを見てよろこんでるのはバカ」という極端な考え方になり、しばらくまったく見なくなりました。なので久保田早紀とかその辺はベストテンで見た記憶がありません。ですが、また見るようになったキッカケは石川ひとみの「まちぶせ」で、昭和56年の夏ごろからはまた毎週見るようになりました。

 大学に入るとまたほとんど見なくなりました。というのも、貧乏学生だったもので最初の1年半はテレビがありませんでしたから。その後、バイト先のテレビを貰ってきてからは(買ったのではない)、また出来る限り見るようになりました。なので、昭和59~60年くらいのヒット曲は結構わかります。んで、そのうちおニャン子関係がゾロゾロ出るようになったら見る気が失せてしまい、おまけに就職直後は生活ペースが変わってゆっくりテレビを見る機会もなくなったと。おニャン子に関しては、「あの人たちがいなければもうちょっとまともな歌手がランク入りしたのではないか?」と、結構恨みを持ってみてました。いまのハロプロにも近い思いがありますが。

 そんなこんなですが、なんだかんだ言ってこの番組では甲斐バンドも見られたし、亜美さんも歌は歌わなかったもののゲストで出たし、渡辺みさっちゃんを初めて見たのもこの番組だったし、結構お世話になってます。あと、アイドルで好きだった斉藤由貴、荻野目洋子などは結構この番組で見られたのでよかったと。

 この本はランキング以外にも、スポットライトに出た曲の一覧も年毎に並べてありますので気が利いてます。まだ出たばっかりのようですが、あまり高くないし置き場所にも困らないし、「あの曲っていつ頃流行ったっけ?」というのを調べるには大変便利です。一家に一冊あってもよいでしょう。どーですか、お客さん。