今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

TBSラジオ・ストリーム「コラムの花道」

2007年06月25日 | ラジオ番組の話題
 「コラムの花道」とはTBSラジオの人気番組「ストリーム」内の人気コーナーで、毎日日替わりでコラムニストが登場して得意分野の話を聞かせてくれます。それが先週金曜日にはなんと4時間10分の特別番組として特集が組まれ、過去の放送分からのリクエストを募ってました。

 私はウォーキングに行く時にこの「コラムの花道」をMP3に入れて聞いてるくらいのファンなのですが、今回リクエストしたのは準レギュラーのみうらじゅん氏のもの。どういう話だったかというと「グラビヤーン」の始まりについて。以下その要旨です。



 小学生の頃のみうら少年はスクラップブックに雑誌の切抜きを貼り付けて楽しむ「スクラッパー」として活躍し、怪獣スクラップ、仏像スクラップなどのコレクションを蓄積していきましたが、思春期にさしかかって「仏像に詳しくても女にもてない!」という事に目覚め、かといってスクラッパーが女子にもてるわけもなく「他人じゃなくて自分でもてていこう」(?)と思い立ち、エロスクラップを始めたのだとか。

 しかし作っては親に見つかっては捨てられるという繰り返しの中、彼は応接間にあった箱入り豪華本「世界名作全集」の中の「チボー家の人々」のケースの中にスクラップブックを隠すというワザを編み出します。

 が、ある年の大晦日の大掃除の際にそれが発見されてしまいました。当時彼は京都の旧家に住んでいたためお風呂は薪をくべて沸かすものだったのですが、そのスクラップブックの束を「くべろ!」と言われ、自分のエロネタで沸かした風呂に入りながらハラハラと涙をこぼしたという話。


 これは2005年10月27日の放送だったのですが、彼が「自由が欲しい」と思って家を出る決心をするようになったあたりは涙なくしては聞けません。今回この回の放送をリクエストしたところ見事に採用されました。ワハハ。パーソナリティーであるDJマッピーに「埼玉県のハイファイパパさん」と読まれるのは相変わらず快感です。

 それにしてもリクエストしたネタがちょっとあれですか? まぁいいんです。面白いから。