ぼちぼち発情期らしくて窓の外で隣の家のぬえがやたらと鳴いてうるさくて…とか言っても、今の若い人には冗談だとわかんないかも。また「ぬえの鳴く夜は恐ろしい」とか言っても余計通じないでしょう。
今日はやたらとチャンネルNECOを見る日で、さきほどまで「悪霊島」を見てました。ご存知金田一耕助ものですがこれは鹿賀丈史版。これまで見たことなかったので今日初めて見たのですが、パソコンやりながらちらちら見てたのであんまり面白くなかったです。(横溝正史先生ごめんなさい) 公開当時は受験生だったので雑誌で広告を見たくらいだったのですが、「全編に流れるビートルズナンバー」という触れ込みだったような気がします。が、今日見たものは「やたらとアレンジが違うなぁ」と思ったら、これがなんと楽曲の使用権が切れたためTV放映・ソフト発売出来ず長らく幻の作品となっていたのですと。(Wikipediaによる) なので今日見たのはカバーヴァージョンで「ゲットバック」はビリープレストン、「レットイットビー」はレオセイヤー版でした。まぁこれはこれで楽しめましたけど。
で、「悪霊島」に続いては「悪魔が来たりて笛を吹く」。これも金田一ものですがこちらは西田敏行版。公開当時は「斉藤とも子の化粧が濃い」とマニアの間では話題になった作品ですが、こちらはテレビで何回か見たことあります。彼女のことは結構好きなのでその辺は許します。「斉藤とも子といえば猿の軍団だよな」と思ってたら、あちらは「斉藤浩子」でした。ああ勘違い。
さらに10時からは「この子の七つのお祝いに」。これもテレビで見た事がありますがもう1回見ようとは思いません。それにしても土曜の夕方からこういう3連発というのは家族団らんにピッタリなのでチャンネルNECOは侮れません。どうせならこのあとに「湯殿山麓呪い村」でもやってもらえばバッチリだったのですが、そこまでするとタタリがあるのでしょうか。タタリというと「八つ墓村」を思い浮かべますが、「修学旅行で京都に行くのでお土産に八つ墓を買ってくる」とボケてた人はもういません。
夜はそういう流れなのですが、実は午前中に同じくチャンネルNECOで映画「野球狂の詩」も見ました。ご存知木之内みどり主演ですが、公開当時見ておらず今は一応DVDは出てるようですがレンタルビデオ屋では見たことないのでこれも初めて見ました。彼女のファンではありませんが、可愛いってば可愛いしアイドル映画としてはバッチリだと思います。お色気シーンも適度にありますので。主題歌を歌ってるのがアパッチという三人組アイドルグループですが、あらためて見てみるとやっぱり可愛くないと。ただし私はPerfumeを見ると彼女達を思い出すので、自分の中での位置づけは同じくらい。
そんなこんなですが実は昼間に日本映画専門チャンネルで薬師丸ひろ子の「里見八犬伝」も見てたので今日は日本映画漬け。この映画版は滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」のキャラを多少なぞっただけのオリジナルストーリーなので「はて、もともとどんな話だったっけ?」と思って調べてみたら相当そそられます。特に八房は一家に一匹欲しいくらいで、今だったら「菅総理のクビを取ってきたら…」と囁く人も少なからずいることでしょう。その際のご褒美はというと「お前を総理にしてやる」とかがいいかも。今よりはマシな世の中になるかも。
ということでいろいろ見てますが、いや~映画って本当にいいものですね。(と、強引な締め) ちなみに本日はほぼすべて敬称略でした。登場する人が多いのですんません。