真剣勝負のふりして裏で手を握ってたとかいうのを「プロレス」だ「茶番だ」と言い出したのは誰でしょう。アントニオ猪木対モハメドアリの試合を見て「茶番です」と言い捨てたのはニュースセンター9時の磯村キャスターでしたが、猪木氏はその後国会議員になって磯村氏は都知事選に落選したので結局は猪木氏の勝ちでしょうか。私は猪木-アリ戦を茶番だとは思いませんが、面白いとも思いません。つまらないです。
今日の不信任決議案を巡る国会の動きですが、茶番だという言葉は聞きましたがプロレスごっこだと言った人はいたのでしょうか。いなかったとすると、そういう例えにも使われなくなったということで世の中のプロレス人気が余程落ちてるのでしょう。不信任案に反対するということは菅総理を信任するということですが、辞めるっていってる人を信任するというのはおかしいんじゃないかなぁ。
今となってはアントニオ猪木は許せるようになりましたが、小沢一郎はやはり嫌いです。ただしこういうことばかりが話題になること自体、ここ何日かの騒ぎで一番得をしたのは大新聞とテレビ局の皆さんでしょう。そうやってまったく被災者のためにならないことにみんながエネルギーを使ってたかと思うとなんとも言えない気分です。