日本映画専門チャンネルで録画したのですが、個人的には角川映画4連発。先月から「恋人たちの時刻」「キャバレー」「二代目はクリスチャン」と来て、「結婚案内ミステリー」に行き着きました。赤川次郎原作で渡辺典子主演の作品です。公開は1985年6月15日。ということは、当時私は大学の4回生。どう考えても就職活動を始めようというか真っ最中だったと思われ、そのときは見ておりません。
が、見なかった理由は他にもあって当時の私の角川映画三人娘の位置づけは
薬師丸ひろ子 = できれば結婚したい。
原田知世 = 付き合ってくれと言われればイヤとは言わない。
渡辺典子 = まったく興味なし。どっちかといえば嫌い。
でした。ただ、今見ると渡辺典子も相当可愛いし人気があったのもわかります。この映画も彼女にいろいろ綺麗な衣装を着せてちょっときわどいシーンもあったりで、完全に渡辺典子による渡辺典子のための映画ですね。主題歌の「野バラのレクイエム」というのも彼女が歌ってました。
映画としてはミステリーというよりは後半段々ホラー映画みたいになるのですが、角川としては彼女にこういうのやらせたかったんでしょうね。やたらと殺人事件の映画ばっか出てたし。
それにしても、この映画もWikipediaにはデータないんですね。どうも世間一般の彼女の扱いが悪すぎるような気がします。誰か作らんのかいな。って、自分が作ればいいんでしょうがあらすじ書くのが面倒なんで今回はパス。