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個人的な録音媒体の変遷 その3

2014年07月30日 | 日記・雑記・ただの戯言

 だんだん話が変わってきますが、大学に入って寮生活になったときに音楽を録音する環境が相当変わりました。全体では200人以上いる巨大な寮だったのですが、大体が班単位の生活なので普段お互いの部屋を行き来したりで常時接するのは20人程度。その中に一人だけミニコンポを持ってきた奴がいて、誰かがレンタルレコードを借りてくるとそいつの機材を借りるわけですね。

 そうなるとみんなでよってたかって「ワシにも録音させろ」となるわけです。当時はなんといっても松田聖子の全盛時代だったので、各部屋から彼女のニューアルバムが絶えず流れてた感じでした。なので私は一枚も買ったことないですが、当時の彼女の曲はシングル曲以外も相当知ってます。それ以外に流行ってたのは浜田省吾、山下久美子、ハウンドドッグ、オフコース、などだったでしょうか。

 今のようにCDからPCに取り込むわけじゃなく、LP両面をカセットに録音するには両面を丸々聞く時間が必要なわけで、10人が録音すると言い出すと10回聞かねばならんと。そのミニコンの持ち主は相当な忍耐力が必要だったかと。その代わり「借りて来たのはタダで録音させろ」ということだったのですが。

 レコードをカセットに録音するには「丸ごと聞かねばならない」というのが今との一番の違いですよね。今回あれこれ考えてて、それを感じました。まぁ借りて来たのを録音しながら聞いてて、「こらあかんわ」と思うこともあったわけで、いろいろ思い出しますね。

 ということで、この続きはまた気が向いたら…ということで。