チャコとヘルス・エンジェルというグループをご存じでしょうか。前にBSで録画したギターストーリーズを見てたら、ゲストがゴダイゴの浅野孝巳さんで、昔所属していたグループとして紹介されていました。そういえば、私が小学生の頃にそういうグループがあるのを雑誌で見た記憶があります。歌は聞いたことありませんが。
その浅野さんは、人気GSの弟分バンド「ジュニア・テンプターズ」、「ジュニア・モップス」を経て「The M」というバンドに参加。The Mは結構人気があって浅野さんのギターもそのテクニックが注目されていたため、その後アイドルっぽいバンドの「チャコとヘルス・エンジェル」に参加したところ、ファンにはかなり落胆されたとか。
ちなみに、チャコとヘルス・エンジェル自体はバンドとしてあまり上手くなかったため、レコーディングはスタジオミュージシャンが演奏してたそうです。が、そのスタジオミュージシャン達が浅野さんのことをみんな知ってて「ソロは自分で弾いてよ」と言われたので、実際ソロだけ弾いてたり。
で、その後はゴダイゴの活動以外に、グレコとはGOとかブギーというギターの開発に関わったり、ローランドとはJC-120の開発を井上尭之さんから引き継いで行ったり、エフェクターのOD-1の発売の際にはメーカーにアドバイスしたり、かなりいろんな事やってます。そんな話は全然知りませんでした。ギタリストとしてだけではなく、色々凄い人ですね。
ところで、そのチャコとヘルス・エンジェルというグループ名を聞いたとき「妙に健康的」と思ったのですが、これはヘルシーなエンジェルという事ではなく「地獄のエンジェル」なんでしょうね。男ばっかでなんでエンジェルなのかは知りませんが。
ということで、本日のタイトルに深い意味はありません。そもそも「テーゼ」の意味も知らないし。みうらじゅん氏によると、男の二大テーゼは「やりテーゼ」「いれテーゼ」だそうですが。