今日のひとネタ

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70年代女性アイドルソング アラカルト#2

2019年05月10日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 歌謡ポップスチャンネルの人気プログラム。このチャンネルでは歌手別のベストテンをやってますが、そこでは紹介されなかった曲を紹介するという番組です。先月は#1を見たのですが、そちらは70年代前半の曲で今回は後半になります。オンエア曲は以下の通りでした。

素敵なラブリーボーイ/林寛子
青春の坂道/岡田奈々
恋人試験/松本ちえこ
まちぶせ/三木聖子
しあわせ未満/太田裕美
恋愛遊戯/太田裕美
ビードロ恋細工/高田みづえ
横浜イレブン/木之内みどり
東京ららばい/中原理恵
トライアングル・ラブレター/トライアングル
エトセトラ/大場久美子
アテンションプリーズ/能瀬慶子
ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~/竹内まりや
真夜中のドア/松原みき


 前回はいしだあゆみとか安西マリアとか、私には年代が上過ぎる人たちだったのが、今回はまさにストライクゾーン。録画してしばらく放置してたのですが、見たらすっかり気に入って何回もリピートしてます。

 林寛子さんは結構好きで、その中でも一番好きな曲がこの「素敵なラブリーボーイ」でした。まぁこれと次のシングルの「カモンベイビー」くらいしかお気に入りはないのですが。アレンジがかっこよくて、歪んだギターの音が当時は憧れでした。キャンディーズの「春一番」と似た感じの音色なので、当時そういうのが流行ってたのかと思ったのですが、編曲はどちらも穂口雄右先生なのでギターも同じ水谷公生さんではないかと。

 「青春の坂道」も岡田奈々さんのシングルでは一番好きな曲です。ハスキーという一言では片づけられない声ですが、あれで一生懸命歌うのが魅力だったのでしょうね。ただし、この人もこの曲くらいしか好きではないという…。

 松本ちえこさんは良いと思ったことがないのですが、これは流行りました。その前に出たバスボンのCMソングに凄く似てて、その辺はうまく作ったもんだなぁと感心した記憶があります。これの次が「恋人願書」だったのですが、当時は「なんで試験受けた後に願書出すんだ!」という批判がありました。別にどうでもいいですけど。

 「まちぶせ」の三木聖子ヴァージョンはCDの音源は持ってないので、フルコーラスちゃんと聞いたのは久しぶり。石川ひとみヴァージョンとはイントロは似ているようで違うし、譜割もところどころ違いますね。こちらは彼女のデビュー曲になりますが、本当に初々しい歌声であり、サビは声がひっくり返るギリギリの音域を振り絞って歌ってるところがすごくひたむきな感じで、そこがいいんでしょうね。好きな人が多いのがわかります。この人が年末の賞番組で歌ってる動画を見てみたら、デビューから半年ほどで成長してる感があり、ちょっと余裕のある歌い方でした。どちらにしてもこのレコードの歌唱は名演だと思います。ちなみに石川ひとみヴァージョンはKeyが半音高いです。

 太田裕美さんはこれまでに何回も語ってるのであえて書くことはないですが、「恋愛遊戯」は凄く好きです。当時テレビで見た時は、なんかつかみどころのない曲だと思って理解できなかったのですが、そこは当時のテレビ音声の問題でもあり自分の受容度合いの問題でもあり。

 高田みづえさんの「ビードロ恋細工」はすごくアレンジかっこいいです。歌も一生懸命歌ってる感じが意地らしくてマル。オリコン最高位9位だそうですがヒットしましたね。これも大好きです。

 全部について書くのは長くなるので控えますが、能瀬慶子さんのように剛速球でコントロール定まらない感じのアイドルは最近いないですね。今の人はみんなチマチマっと上手いし、こんだけ声張って歌う感じじゃないですしね。アニメ声だったり高音が妙に細かったり。まぁそれはそれでキャラだからいいんでしょうが。

 で、この年代で竹内まりやさんとか松原みきさんを入れるくらいなら、吉田真梨さん、讃岐裕子さん、有吉ジュンさん、秋川淳子さん、金井夕子さん、ギャル、アパッチ、高見知佳ちゃんとかも入れて欲しかったと思う次第です。まぁその辺はB級アイドル編で第三弾を期待しましょうか。

 それにしても、今回はなぜか画面に表示されるデータの林寛子さんと太田裕美さんの曲の発売日がでたらめでした。また、「青春の坂道」は確かに松本隆先生の作詞ですが、公募した歌詞を原案として作った曲だったと記憶しているので、そこはデータとして書くべきじゃないかなぁと思ったり。大きなお世話でしょうが。