今日のひとネタ

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タイマーと私 その4(完)

2022年08月07日 | ラジオ番組の話題

 時は流れて2005年。21世紀に入って録音媒体はMDが登場し、MDとCDとカセットも聞けるミニミニコンポを購入しました。これは本体にタイマーを搭載していて録音も再生も思うまま。しかもFM局をプリセットしておけば、異なったFM局の番組もそれぞれ録音できるというあたりが優れていました。

 これで録音してたのは、主にNHKFMの「FMミュージックプラザ」。当時は月曜がつのだ☆ひろさん、金曜日が太田裕美さんの担当で、それをよく録音してました。

 これはこれで便利だったのですが、MDの場合はなにしろ1枚あたりが高いのがネックでした。録音時間もMDLPとかいうモードにせねばならなかった記憶あり。ただ、当時は車のオーディオにもMDがあったので、録音したのを営業中に聞いたりもできたりしました。

 しかしこの方法にはもう一つ問題があって、この機種の場合電源OFFにしていないとタイマーが作動しないのでした。なので、録音予約してあるときは「タイマー録音設定中。触るな。」というシールを貼っておかねばならず、家族からはかなり不評でした。おまけにMDの場合録音するのはいいけど、それを保存版にしようと思ったらどうすんだと。2005年で既に「MDっていつまであるんだ?」という世界でしたし。

 さらに時は流れて現在ですが、radikoはタイムフリーで民放のAMとFMは好きな時に聞けて、NHKのらじるらじるも番組によっては1週間分遡って聞けます。私はどうやってるかというと、PCでタイムフリーを聞きながらハンディレコーダーを接続して録音していると。ここは出張生活でなくなったり、コロナ禍でリモート仕事が増えたりという状況も関係してます。

 今はスマホやPCで留守録ができるアプリもあってそれも使ったことがあるのですが、どこが悪いのか番組の頭と終わりが切れてしまう事態が発生して信用できず、結局自分でタイムフリーを聞きながら録音していると。

 ただ、一番の問題はタイマー録音してまで聞きたい番組が少ないということでしょうか。運転中にラジオを聞いてるのは楽しいのですが、トーク番組はリアルタイムで聞くのが楽しいので。

 ラジオはもっと音楽を流すべきだとは思うのですが、最新の流行歌に反応できないのはいかんともしがたく、自分で聞きたい音楽はサブスクで聞けたりします。そうなると、誰かの紹介で音楽を聞きたいか、どういう人のトークとともに聞きたいかということになりますね。

 留守録のアプリはまた別の物を試したいとは思ってますが、どうやってラジオ番組をサーチするか、それをどうやって録音するかというのは今の形態がベストかどうかわからず、また10年後くらいにレビューすると面白いかもしれませんね。まずはNHKの「ラジオ深夜便」と「夜のプレイリスト」の留守録ができれば特に困りません。

 ちなみに、そのMDが使えるミニミニコンポは、数年でCDのトレイが出てこなくなって使えなくなってしまったという…。