結構話題になってたドラマですが、本編+特別編が終了しました。前にスペシャルドラマで「教場」をやってましたが、そちらは見ておりません。ほぼ予備知識なしで今回のドラマのみ見ました。
主演の教官役が木村拓哉、そこに指導される若手刑事が出てくるわけですが、それが赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太ら。さらに、警察の偉いさん役で、小林 薫、小日向文世など。結構豪華です。
感想としては、ドラマとしてはそこそこ面白かったです。若手刑事では染谷のやさぐれっぷりが結構新鮮で「刑事ドラマっていうのはこうでなくっちゃ!」とか思いました。あとは、白石麻衣の役も良かったですね。警察でもそういう人はいると。ガッキーは、わざわざ彼女を使わなくてもというのは個人的な感想。
私としては見てるうちに段々面白くなったという印象ですが、視聴率は徐々に下がっていたようですね。確かにフジの月9というとキラキラしたラブコメディで週の初めから景気つけたいという人も多いのでしょうが、ドラマはドラマとしてもうそんなところにはこだわらなくてもいいのではないでしょうか。
ただ、今回のキムタクのキャラはかなり暗いし怖いし、新人刑事との絡みでは常にピリピリした雰囲気を漂わせていたので、職場でパワハラを経験した人とか、そこまで行かずともこの春に会社に入って緊張している若手社員などは見るのが嫌になったかもしれません。
なお「ドラマとしてはそこそこ」というのは、色んなゲストも出たし映像を見てる分にはそこそこ面白いという事であって、謎解きとかトリックという点では「そら、無理あるわー」と思ったのが最初から何回か続きました。あとは、最初に現場に立ち会っただけで風間がすべて見抜いている感じが不自然で、あの人だけで解決できるんなら鑑識も聞き込みもいらんわいとか思ったり。ま、この辺は私の見方が甘い部分もあります。
そして、不満というとこの作品は来年映画になるという話を聞いたのですが、それがあってキッチリ完結しなかったというのは評価低いです。ドラマはドラマだけでやって貰いませんと。あとは、特別編の意味が不明。私なんぞは9時からだと思ってて、2時間スペシャルなのに半分しか見られなかったです。最後の最後でムカついたので、映画やってもわたしゃ見ませんよ。
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