NHKの夜ドラ「柚木さんちの四兄弟。」終了しました。全32話なので約2ヶ月やってたわけですが、見ているとあっという間。まったく期待せずに見始めたら妙に面白く、ほぼ毎日その日のうちにみる感じでした。
2年前に突然の事故で両親を亡くした四兄弟が助け合いながら暮らしているという家族の話ですが、全然湿っぽくなくて楽しかったです。四姉妹ならともかく四兄弟の話なんて私が見られるかと思ってたのですが、キャラの作り方がすごく上手くて毎回ニヤニヤしながら見てました。
設定としては真面目な高校教師の長男、大人びた秀才で中一の次男、次男とは1年近く離れているものの同学年でおっちょこちょいの三男、しっかりものだが口調が年寄り臭い四男というキャラ。次男と三男が同学年というのは、なさそうだけどありうる設定だし面白かったです。性格が正反対というのもツボでした。
もっとお涙頂戴系の話になるかと思ってたのですが、そこがほとんどなく意表を突かれました。大体これを見てから寝るパターンだったのですが、毎晩ほっこりした気持ちで眠れたのはありがたいです。
変人はいても悪人は出てこないドラマで、ご近所の一家のキャラも絶妙だったし、ヒットするドラマは色々仕掛けがありますね。とにかく脚本、演出の方々と、出演者では四男の岳を演じた子役にアッパレです。スルーしてた人も、どっかで一挙放送があれば見た方がいいです。
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