今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

日テレ「花咲舞が黙ってない」終了しました

2024年06月22日 | ドラマレビュー

 主演を今田美桜に変えて制作されたドラマ「花咲舞が黙ってない」が終了しました。原作は銀行が舞台の小説でかの池井戸作品。前作では杏が主演で、その際は初回だけ見た記憶ありますが、若手の女子行員が大暴れするという記憶のみ残ってました。

 今回は主演が今田美桜、前回の相棒は上川隆也だったのが山本耕史になってます。その上川隆也が今回は実家の居酒屋で料理をふるう叔父の役で出演。前シリーズで父親役だった大杉漣が亡くなったことによるようですが、旧作のファンだった人はこの辺微妙な反応かも。それ以外にも人物は同じで役者が変わったなどが数名いるようです。

 特に前作のファンでもなかったことと、今回「主役を変えてやるほどか?」と思ってたこともあってスルーする予定が家族の勧めで見ることにしました。結果、まあまあ面白かったです。勧善懲悪系のわかりやすさで、水戸黄門とか暴れん坊将軍の銀行版といいますか。必殺とは違いますね。

 今田美桜があのどや顔で暴れまわるのはうざいかと思ったのですが、結構役柄は合ってたと思います。山本耕史とのコンビもバッチリだったし、全体の雰囲気は良かったですね。DVD-BOXも出るようですし世間一般でも受けたのでしょうか。

 細かい事をいうと「お言葉を返すようですが」という決めゼリフがしっくりいかないところもあったりしました。悪い点を指摘はしても、別にお言葉は返してないなあとか。その辺、誰も騒いでないのに「ええい、静まれ、静まれ! 控えおろう。頭が高い、顔がでかい!」と言わねばならない水戸黄門直系の悲しい性を感じます。(意見には個人差があります。)

 あとは、わざわざ半沢直樹というキャラは出さなくてもよかったんじゃないかと個人的には思います。この点はあんまり話題にもなってなかったし、ドラマ的にも特に盛り上がらなかったし面白くないし。どういう狙いがあったのでしょうか。

 それにしても、池井戸さん原作のドラマを見てるとつくづく銀行でだけは働きたくないと思います。今回もあっちもこっちも腐ってるという前提でしたしね。やな世の中だなあ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿