楽器で両手両足を使うのはドラムが代表的かと思います。ドラムでなくてもサルサのパーカッションの人でティンバレスを叩きながら足元にバスドラを置いてる人もいますね。
ドラマーを正面から見ると、あのバスドラの仕組みがわからなかったので、昔はつま先で蹴ってるものだと思ってました。で、ある日通販の広告でドラムセットの写真を見て「あ…」と。
他に両手両足を使う代表はエレクトーンでしょう。あれも正面から見てると鍵盤弾いてるだけのように見えますが、右足はペダル(ボリューム?)を踏んで、左足はベース音を担当したりしてます。常人にはできませんね。
ただ、あの足鍵盤は他の楽器で使う人もいるようで、人数の少ないバンドではキーボード奏者が使ったり、中にはギタリストやベーシストがシンセの音を割り当てて飛び道具的に使ったりしてるようです。わたしゃ絶対できませんけど。
ギターでは、太田裕美さんのバンドのギタリストが足首に鈴を着けてリズムをとってたのを見ました。ギター二人とピアノだけの演奏なのにどこかから鈴が聞こえると思ったら、そのギターの足元だったと。あれもなかなか効果的です。私はできませんけど。
そして、最近知ったのですがスチールギターも両手だけじゃなく両足を使うようですね。本格的なモデルを見ると、弦が10本あるだけじゃなく、そのうちの何弦かをベンドするペダルと膝で押して操作するレバーもあるとか。実際に両足を頻繁に使うかはわかりませんが、うまくやると2弦同時にベンドできるわけで、今どういう弦の並びになってるか瞬時に判断せねばならんというと手足より脳が忙しそう。
スチールギターの名手が案外少ないのはその辺に原因があるのかもしれませんね。この点、スチールギターの奏者は認知症になりにくいとか、逆にストレスで寿命が短いとかいうのを調べれば夏休みの自由研究はバッチリでしょう。私もスチールギターやってみたいけど、ペダルがずらっと並んでるを見るとセッティングとチューニングが大変そうと思って怖気づいてしまう屁タレです。興味はずっとあるんですが。
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