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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
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2020-09-11 | 時代小説(お江戸物語)

 



佐伯泰英
『酔いどれ小籐次留書 意地に候』★★

 
 
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主君の意趣返しを果たし、芝口新町の新兵衛長屋で浪々の身を送る小籐次を謎の男たちが襲った。
先の御鑓拝借騒動で威信を傷つけられた他藩の刺客なのか。
シリーズ第二弾
 
 
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リクエストして次作へ
気分はすっかりお江戸モード♪
 
例の長屋暮らしからのスタート
 
手に職じゃないけど卒なくこなす小籐次
(ドラマ化で竹中直人と知りイメージが・・)
 
中盤まで来ても変化なしな、至れり尽くせり物語!?
ちょっと物足りなさを感じるわたしはひねくれ者 かもしれない・・
素直に楽しもうと思う反面
あまりに出来すぎじゃない?
 
酸いも甘いも知った年齢ですから(笑)
 
人との出逢いの中そう感じてしまう。
 
やはり感情的なお江戸物語の方が好きなのかも。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 




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2020-08-27 | 時代小説(お江戸物語)

 

佐伯泰英
『酔いどれ小籐次留書 御鑓拝借』★★★★
 
 
豊後森藩下屋敷の厩番・赤目小籐次は、大酒会で一斗五升の酒をあおって藩主・久留島通嘉の参勤下番の見送りを欠き、奉公を解かれる。だが、そこには小籐次のある目論見があった。江戸城中で他藩主から辱めを受けたことを通嘉から聞かされ、脱藩して意趣返しをする決意を固めていたのである。大名行列の襲撃―。小籐次の孤独な闘いが始まった。 
 
 
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巻末の説明文(抜粋)
 
 
まず・・この筆者初耳(歴史小説初心者)
佐伯文庫
 
お江戸物語は深い。
 
 
あまりの渋チョイスに貸してくれたコに聞いてみた。
まずどういう経緯でこの作家さんに出逢ったのか?
(本屋さんの時代劇小説棚からこの作を手に取る想像が出来ない・・)
会社の先輩のおすすめだったらしい。
「酔いどれシリーズは、いやいやそんな...漫画チックな展開になるけど、けっこうおもしろいですよ。」とのこと。
 
確かに読みやすい。
 
 
時代劇さながらちょっとハラハラしながら読み進めた。
なんておもしろいんだろう!
 
 
最後の展開は聞いていた通り「漫画チック」で笑ってしまった(笑)
ある意味ほっこり系かもしれない。
 
 
 
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「おまえ様も酒が好きとみえるな」
「おまんも好きか」
「男も金もいらぬ。酒があればこの世もそう悪いもんでもねえよ」
「とは申せ、好きなだけ酒が飲めた例などそうあるものでもない」
「違えねえ」
二人は漬物を菜に茶碗酒でぐびりぐびりと呷った。
 
 
 
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シリーズ物なので続きます。
次作が楽しみ。
 
 
 
 
 
 
 

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2019-10-11 | 時代小説(お江戸物語)
 
藤沢周平
『暗殺の年輪』★★

小説本の後ろの作品一覧にかならず出てくる藤沢周平
時代小説の第一人者的存在(よね?)
うむ・・どうしてくれよう?
手を出してよいものか・・この方も膨大なる書籍があり逃げ腰
司馬遼太郎同様 崇高なイメージ
山形出身ということが親近感
 
何気にみていたBS時代劇『橋ものがたり』
特に大きな事件や派手な演出はなく朴訥とした風情、原作が藤沢周平だった。
これも何かのタイミング★
膨大な書籍の中、直木賞受賞作『暗殺の年輪』
題名からして渋く、装丁も相成って重めな気負い?
 

少々読むのに時間がかかった。
超越した存在を示す湿りを帯びた大人な時代小説
40代にしてこの小説を書き上げたことに驚く。
 
ま でも ちょっと女子向きじゃないね。
それは読んでみると分かる(笑)
藤沢周平これにて終了
 
『ただ一撃』が衝撃!
始まりと終わりのこの温度差は何!?



























仕事でのミス
それが未だに解決していなくてストレス・・
昨夜はそれを忘れるが如くご近所ラン 走れ走れ
ちょっとだけスッキリした。
 


音信不通はやはり杞憂
 
台風19号接近中
日曜のランチ会どうしよう?
(めずらしくわたしが幹事)

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