◆BookBookBook◆

📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

2014-08-30 | よしもとばなな



よしもとばなな
『どんぐり姉妹』★


私の名前はぐり子。姉の名前はどん子と言う。
とんでもない名前だと思うでしょう、私もそう思います。


この世には、意味なく存在するものはない。

でも深い意味があるってほどでもない。


サムゲタン


「結婚には興味ない、恋愛のはじめの頃だけが好きなの。だって、こんなときって、なにもしなくても幸せなんだもの。息しているだけでも楽しい。」


調べたらみんな蒸発しちゃう、この豊かな水が。この水をゆっくり一滴ずつためて、きれいな湖をつくるまでにかかる時間のほうが好き。


どんな人も、ちょっとくらいでいいから、子どものときの自分に会いにいけるといいのにな、と私は思った。


目を閉じると、窓からの光がまぶたの色でオレンジに見えた。生きてるってこれだけのこと、でもなんてすごいことなんだろう。


「韓国の夜道は、まだ夜がちゃんと夜なのです。暗くて、冷たい空気の中に氷の粒がたくさん入っているみたい。人々は白い息をはき、楽しいときは楽しい、いやなときはいやだという顔をちゃんとしている気がする。いい人はいい顔、悪い人はずるい顔をちゃんとはっきりしています。」


「韓国にいると命がぐっと自分に近い気がする。」


あんなに空が青いなんて。心細くなるくらいに。


「飽きたくないのに。」


こんな世界で暮らせたらいいのに、そう思うから大人は絵本を描き続けるのだろう。


夢の中にまた夢があり、目が覚めると新しくまた夢が始まった。


夢というものは自由すぎて、時々わけがわからない。


やちむんの里


マルタン・マルジェラ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

S

2014-08-30 | 沢木耕太郎


沢木耕太郎
『深夜特急2 マレー半島・シンガポール』★★★★

引き続き。
全然色あせることのない旅情記に惹きこまれココロが躍る。

ココは都内の平和なマンションの一室
涼しすぎる8月の週末
お隣で気持ちよさそうに眠っているその寝息が腕にかかってくすぐったい。

ヌーン・ソーン・サーン・シー・ハー・ホッ・シェッ・バッ・ガウ・シップ
「タウ・ライ?」
「サーン・バーツ」
行ってみたいバンコク!!!

何気にみた『バーン・ノーティス:サム・アックス最後のミッション』がおもしろく
お互い「コラボ」で笑いが。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする