小川洋子
クラフトエヴィング商會
『注文の多い注文書』★★★★
誰もが『注文の多い料理店』を思い浮かべる題名だけど、、、
以前にも書いたけどこの本を手に取ってページをめくった時
ココロがふるえた。
周りの音が消えその紙の感触 本の重みだけ。
いきなり強い風が吹いてきて髪が乱され目を開けるとどこかに飛ばされている感じ(ななみみたいに)
文字と装丁がこんなに上品な本に出逢う幸せ。
同時に読書を知らない人(しない人も含)に対して
憐みと言うかこの気持ちを分からないなんて(大げさに聞こえる?)
それを知ることもないなんて(余計なお世話だけど)
私の周りにはたくさんいるそんな愛すべき人達(笑)
たまに会話したくなるの本の話
「最近 何読んでる?」
とにもかくにもそんな素敵な出逢いがありました。
しかし★5つはあげられない(矛盾)
写真は先週の長野
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