C・D・B・ブライアン
訳 村上春樹
『偉大なるデスリフ』★★★★
結構なが~くゆっくり読む2
春樹が好きなのが何とな~く分かるような気がする。
どうしてもギャツビーに重ねてしまう。
私はハワイの場面が好き。
とくにココ↓
「なあ、おい、お前が来てくれてすごく嬉しいよ」
「まったくの話、僕も嬉しいよ」と僕は言う。「この二年っていうのもずっと会いたかった」
「俺もさ、兄弟」
そして僕らはホノルルの話をする。南国の楽園という風に頭の中で想像していたものと、その街の第一印象との落差について。「どうしてお前、『まったくの話』って言いつづけてるんだよ?」と兄は言う。
「兄貴だって『なあ、おい』って言いつづけてるよ」と僕は言った。
「そうだな、まったくの話」
「本当だよ、なあ、おい」
こちら発行が古いからなのか(平成2年8月15日印刷、25日発行)
装丁画像がないのでリアル写メ☆
「人間ですから絶対はありえませんよ」
あぁ苦しい。。