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C

2015-06-09 | 村上春樹(翻訳物)



C・D・B・ブライアン
訳 村上春樹
『偉大なるデスリフ』★★★★


結構なが~くゆっくり読む2
春樹が好きなのが何とな~く分かるような気がする。
どうしてもギャツビーに重ねてしまう。

私はハワイの場面が好き。
とくにココ↓



「なあ、おい、お前が来てくれてすごく嬉しいよ」
「まったくの話、僕も嬉しいよ」と僕は言う。「この二年っていうのもずっと会いたかった」
「俺もさ、兄弟」
 そして僕らはホノルルの話をする。南国の楽園という風に頭の中で想像していたものと、その街の第一印象との落差について。「どうしてお前、『まったくの話』って言いつづけてるんだよ?」と兄は言う。
「兄貴だって『なあ、おい』って言いつづけてるよ」と僕は言った。
「そうだな、まったくの話」
「本当だよ、なあ、おい」




























こちら発行が古いからなのか(平成2年8月15日印刷、25日発行)
装丁画像がないのでリアル写メ☆










「人間ですから絶対はありえませんよ」

あぁ苦しい。。


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