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2015-09-06 | 椎名誠


椎名誠
『ぼくがいま、死について思うこと』★★★★

ちょっと避けたいかなと思った。
いつも旅行記一辺倒でそれが好きなのもあって。

過去 衝撃を受けたこともあるしね。



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「日本人は墓参りのときに墓のまわりに生えた雑草をみんな抜いてしまい、かわりに切り花を供えますね。自分ら先祖が埋葬されている墓から生まれてきた植物の新しい“命”を無造作に抜き取り、切り花という、つまりは“殺して”しまった花を供えるのは、意識としておかしいではありませんか。わたしは逆であってほしいと考えます」

ううむ・・・



チベットの「カイラス」への巡礼での五体投地拝礼

YouTubeで見たけどスゴイ・・・



鳥葬・・・

チベットの死生観でとくに興味を持ったのは、死者の痕跡を一切なくしてしまうというシキタリだった。当人の写真はもちろん故人の書いた文字や持っていたもの、衣類などは故人の顔だけハサミで切り抜いて無くしてしまう。そういうわけだからもちろん墓などないし、日本などでは当然である仏壇や位牌や豪華な写真立ての中の故人の笑顔の写真など何もない。死者は、遺体はもちろん生きてきた痕跡のすべてをこの世から消失させてしまうのだ。



「エスキモー」(生肉を食う人)

昔そんな名のアイスクリームメーカーなかった?



エンバーミング



「サードマン現象」
それは「幻覚上の遊び友達」



「人間の脳細胞は閉鎖型だ。つまりある程度の年齢になると(それはたぶん成人というやつだ)脳細胞は破損しても新規に補充されることはない。逆に流失していくだけだ。減少していく脳細胞でそのあとの自分の人生をやりくりしていくしかないんだ。脳細胞をはじめとした体の細胞も等しく疲弊していく。一日の単位で、一年の単位で、十年の単位で。だから、一日の単位で考えると限られた細胞でも夜ぐっすり眠れば朝方はいくらかはチューンアップされているとみていい。一日過ごして夜更けにヨレヨレに疲弊している状態よりは、栄養と休息をとった早朝の脳細胞でモノを考えたほうが、サケで爤れた深夜よりはいくらか効果的な筈だ」



「悪運が強い」



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わたしの「夢」それは叶えられるのかな?

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