◆BookBookBook◆

📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

N

2015-10-10 | 作家別諸々(な行)


長嶋有
『泣かない女はいない』★★★+

再読
今回は単行本で。

題名がインパクトで手に取った記憶
初出が2005年
平凡な中に なにか 引っかかるものがあった。

そう描写が上手い。



---



我々は連帯しながら断絶している。








(シータは木登り平気だよね)








女の子たちに「公園まで散歩にいく」と説明したときは「公園でなにするんですか」といわれて困った。理由もなく歩くとか佇むということの説明が、うまく出来ないのだ。説明のいらない人にはいきなり通じてしまうことが嬉しくて、そして不思議だった。








「梯子はおりるときの方が怖いんだよ」








「~・・・・・・・・はじめてベッドに入ったときね、彼に『首、絞めて』っていわれたんだって!」

『私は締める』



「私がマゾだったら、首絞めてくれる?」







自分がへこたれている瞬間に愛すべき人間がなんの悲しみもなく過ごしているというのは、すごく安心することなんだと思った。








ごめんねといってはいけないと思った。
「ごめんね」でも、いってしまった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

A

2015-10-10 | これぞ青春!


秋野ひとみ
『ペーパームーンつかまえて㊦』

1989年8月5日  第1版発行
1990年3月2日  第3版発行



もー、恋なんて、しなきゃよかった。
だれかを好きにならなければよかった。
だれかをほんとに好きになったりしなければ、ちょっとのことでケンカして、切ない気持ちになったりしなくていいんだ。
つまんないことが気になって、あわてたり、困惑したり、迷ったりしなくていいんだ。
そう思った。
ね。そうだよね。
ペーパームーン。
紙のお月さまを本当のお月さまに変えちゃう魔法の力に、あたしはすっかりからめとられてしまったみたいよ。




























共通点が多い出逢い。
何でも話せるんじゃないかとの期待


うちのは早朝ゴルフに出たきり連絡なし。
明日も「これが最後のディトになるわっ ♪~」かしら。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

A

2015-10-10 | これぞ青春!


秋野ひとみ
『ペーパームーンつかまえて㊤』

1989年7月5日  第1版発行
1990年7月9日  第5版発行



「ただの紙のお月さまでも、恋していれば、本物のお月さまになる」







「もしかして、ぎ・ぎ・ぎんねずみ、さん?」



























まさかの3度目のドタキャン!!!
迷うことなくLINE消去してブロック
やっと学んだわ(笑)
2度あることは3度ある
じゃなく
3度目の正直を信じたわたしがバカをみた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

A

2015-10-10 | これぞ青春!


秋野ひとみ
『苺畑のままでつかまえて』
ストロベリーフィールズ

1989年4月5日  第1版発行
1990年5月10日 第2版発行


恋愛初期値
わたしもそんな頃があった。

三倉のコンクリート打ちっぱなしのマンション


なんせ圭二郎さんと同世代!!!

とまらないおもしろさ。



























なんと毎月通っていた水天宮のイタリアンが居酒屋に!!!
大ショックー(泣)
お店のお姉さんにも覚えてもらえてて「いつもの」だったのに。
バルサミコのサラダにゴルゴンゾーラのペンネ、そしてヒレステーキに赤ワイン
やっと見つけた「いきつけ」が消えた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする