埼玉なのにちょっとした異国気分を味わえた。
宇江佐真理
『大江戸怪奇譚 ひとつ灯せ』★★★
迷わず夏読書決定
装丁からも怪談話の臨場感が伝わる。
主人公は隠居した料理茶屋「平野屋」の主、清兵衛53歳
異性だし、ましてやご隠居ともなると目線をどこに合わせてよいやら(笑)
ちょっとイラッとする要素を持つ憎めないキャラ
やはりたくさんの友より独りの深き友かな。
先日の会社のコとの怪談話じゃないけど、夏ってそういう話が身近に。
それも思いもよらない恐怖体験付きで。
直感で近づきたくない場所
最後の結末は百物語的に何かしらの教訓が得られる。
そうよ。ハッピーエンドが全てじゃない。
みんな何かしらの「闇」を抱えて生きている。
簡単に「心の闇問題」として報道される昨今ですが・・
◆お江戸?なぞワード◆
品川の海晏寺、滝野川
品川区南品川にある曹洞宗のお寺
紅葉狩りの名所として、江戸時代有名であった。
品川宿にほど近く、品川宿には飯盛女と呼ばれる遊女が多くいた。
つまり紅葉狩りに行く口実で、こうした遊郭へ遊びに行っていたよう。
きれいな鉄漿をつけた歯(かねと読)
お歯黒に用いる液。茶の汁や酢、酒に鉄片を浸して酸化させたもの。おはぐろ。
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EDO→TOKYO
https://edokara.tokyo/
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韓国行き 飛行機が飛ばないということでキャンセルに・・
現実的に実感することとなる。
声を大にしても小にしてもこの問題については何も言えない。
一筋縄じゃゆかない「外交問題」