江國香織
『思いわずらうことなく愉しく生きよ』★★★
前回の『薔薇の木・・』に似ているような気がする。
今回は三姉妹が主人公
麻子、治子、育子
自然と気持ちが誰かに偏るかと思えば、そんなこともなく。
小出しに少しずつ読んでゆく内に勇気をもらえた。
世間体からズレていても、別によいじゃないってね。
楽しく揺れる心はどこにも定まらない。
先週末の手つなぎの意味を少しだけ考えてみる。
ホント恋愛には事欠かないなぁ
独りに重しを乗せるより、今が絶妙な感じに思えてならない。
ただ「もぅ逢わない方がよいかも・・」と思ったのは確か。
多分このあたりまでが楽しい?
既に遅いかな。
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「ママに会ってるか?」
そう訊いた父親の額のしわを、育子はなつかしくみつめる。考えてみれば、このひとは若いころから額にしわがあったな。ゴルフやテニスが好きなために年中日にやけている。と思っていた皮膚は、いまも赤錆色だがそれはおそらく酒やけだろう。
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抜粋したこの文章を送ってみようと思った。
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