ハリイ・ケメルマン
訳:永井淳 / 深町眞理子
『九マイルは遠すぎる』★★★+
1967年刊行
ハヤカワ・ミステリ文庫
『退職刑事』からの~ 本格安楽椅子探偵物
オマージュ的に描いた『ジャケット背広スーツ』
その本家本元です。
埋もれてゆく交換読書
世界がどんどん広がってゆく。
真夏のあの煮えたぎる暑さから、
人恋しくなるような北風が吹き始める現在
こちら集中力必須のため、読むのに三カ月以上かかってしまった。
(貸した本人が忘れるぐらい)
短編集だけど、中身は濃くぎゅっと凝縮されている+
緻密に練られているユーモア溢れる文体とはこういう小説を指す。
会話から推理が繰り広げられ、最後うならせる。
心理戦と言うより、やはり観察眼がものを言う。
ただぼーっと生きてんじゃねーよ!
そんな声が聞こえてきそう(笑)
人それぞれ見ている場所、箇所は違えども
ちょっとした会話の切れ端から「!?」 と引っ掛かりを感じることはある。
ちなみに9マイルは14.48Kです。
(1マイルが約1.6K)
Hyatt.💚
最近ゴルフ仲間のテンションについてゆけない・・
身近に仲間がいないと欲しくなり、
仲間がいると放置してしまう・・どうゆうひねくれ者?
人との距離はむずかしい。