佐野洋子
&西原理恵子 リリー・フランキー
『対談集 人生のきほん』★★
佐野 今の「命」とか「医療」って、もしかしたら間違いかもしれないと思うわけ。人は自然に死んでいくものであって、人の臓物を買ってまで生きるというのは、それは私は命じゃないと思う。
西原 「斉藤寝具」
サイトシーイング(笑)
西原 男の人を好きになるのって、精神状態がおもしろいじゃないですか。すごい、妄想が働いたりして。
佐野 ふられたことのない女っていうのは、クオリティが低いらしいね(笑)人としての。そう思わない?
佐野 おもしろいから、どんどんどんどん図書館の本を読んでいくように、読みきれない本があるわけじゃない?だから、それ、やめることないじゃん。
佐野 人が限りなくひとりの人に興味を持つって難しいことね。
佐野 自分で自分を変えない人、変えられない人、変えようという気がない人、それは結婚に向いてる。
西原 「九州男児と、ひとりっ子で専業主婦に育てられた男とは絶対に結婚しちゃいけません」
佐野 私さ、アダムとイブの昔から、男の人ってとってもいい人だと思うのね。女は子ども産んだら、まぎれもなく自分の子ってわかるよね。でも父って自分で産むわけじゃないから、「この子は自分の子であろう」と信じるだけで、世の中を形成してきたんだよね。もし女がそっち側なら、絶対信じないと思うよ(笑)信じるだけで子育てなんて、できないと思う。男はいい人で、観念だけで動いていけるけど、女は体全体を使うことでうまく回ってると思う。
佐野 最初の亭主がさ、「おれの遺灰はアドリア海にまいてくれ」って言うのよ。アドリア海までの運賃、誰が出すのよ(笑)
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リリー 卒業したとき、おふくろに「就職したくない」と言ったら、おふくろが半泣きだったんです。せっかく一生懸命学校に行ったのに、もったいない、就職しろと。親父は「別におまえが就職したくないならしなくていいんじゃないか。そのかわりプー太郎をやるんでも五年はやれ。何でも五年やらないとわからないよ」って。たぶんムードで喋ってるだけなんですけどね。
リリー ボーイ・ジョージが自分の名前のことを「聞いたときに男か女かわからない名前をつけたかった」というのを聞いて、僕もそうしたいと思って、リリー・フランキーにしました。この名前のせいで僕の本、二冊めくらいでも、八重洲ブックセンターの外国人図書の欄にありました。
佐野 「金と命は惜しむな」
リリー お酒を飲んだ次の日「なんかやっちゃったかな」と思い出して後悔することはあるけど、たばこで次の日、思い出していやな思い出ってないですからね。高橋幸宏さんも武蔵美の先輩なんですが、幸宏さんは数年前たばこをやめていて、僕が隣で吸っていると、「リリー、たばこはやめないほうがいいよ、やめてもひとつもいいことがないから」って(笑)
だら~っと過ごす日曜日
昨日とは打って変わってこの涼しさ 風が気持ちよい。
エロメールにカワイメール 今夜はお片づけごっこ?
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