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K

2024-11-23 | 作家別諸々(か行)

 



くわがきあゆ
レモンと殺人鬼』★★


表紙と「このミス」から気になった一冊
雪下まゆの絵は結構見かけるインパクト
今回の北海道旅行の移動時の飛行機や、空港等で読む読む


元々の題名が『レモンと手』🍋✋・・鶏は?🐓
この題名合っていないのでは?主人公とレモン


--------(抜粋)


第21回 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作!

「どんでん返しが大好きな私にとって最高の作品でした!
最初から最後まで、物語にどんどんと引き込まれていき、そしてある一文で鳥肌が立ちました。
狂気に満ちた人間たちに翻弄されて、読み終わったあとは放心状態になります。
沢山伏線がはってあるので、何度も読み返したくなる作品です!」――齋藤なぎさ(女優・声優)

「二転三転四転五転の展開にねじ伏せられました」――瀧井朝世(ライター)



十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹
しかし、妹の妃奈が遺体で発見されたことから、運命の輪は再び回りだす。
被害者であるはずの妃奈に、生前保険金殺人を行なっていたのではないかという疑惑がかけられるなか、
妹の潔白を信じる姉の美桜は、その疑いを晴らすべく行動を開始する。


--------

この手の大どんでんどんでんに慣れてしまった感
「四転五転」
先に知ったからか、犯人に見えそうな人物は最初から端折って見てしまう。
悪そうに見える人物が、まんまの悪だと捻りがないし。
そのあたりどう捉えるかにはよるけど、意外な人物が黒幕なパータンが定番
確かに単純明快過ぎる展開に飽きてしまっているけど、王道スタイルもよいのかなと思ったり。
ラストはちょっとした驚き!?意外な人物の登場で、練りに練られた感は伝わってきた。
そのあたり既に作家デビュウしているだけあって、飽きさせない。

妹の「妃奈」(ひな)を(きな)と読んでしまう。。(お友達の名前の影響)

雪下まゆの表紙イメージからのギャップが強く「暗い」
レモンが描かれているから主人公ではなく妹の顔なのか?



伏線箇所の意味が分かっても、何だか気持ちが暗くなるそんな一冊
誰にも寄り添えない物語
無理くりな展開と言うより「こういうヘンな志向を持つヤツは存在するんだろうな」
自分目線が崩壊している多様性な時代








先日、村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』読了
その世界観がやはり好きで、引き続き春樹作品を読もうかなと。
会社帰りに本屋さんへ寄るも・・江國香織をGET

 

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