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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

A

2018-08-23 | これぞ青春!


秋野ひとみ
『幽霊屋敷でつかまえて㊤㊦』★★★★

このお話は結構ちょっとしたどきどきで好き。
まさしく夏にぴったり?
洋館系ホラー
季節的にもちょうど合っていて、山好きとしては理想的な場所

ちょうどペアで登場人物多可


温泉 温泉

秋旅の候補は「登別温泉」or「下呂温泉」
又は王道「草津温泉」
まだ司馬遼太郎熱が冷めず「酸ヶ湯温泉」





























昨日の午後二時に実家から不在着信
その中途半端な時間にかかってきたのに対して異変を感じ、
オフィスを抜け出し折り返し電話するも不在・・
4回かけても不在・・
ケータイをもたない母とはつながるのは家電のみ。
よく聞く「嫌な胸騒ぎ」を感じなくともそう感じたくもなる。
そこで父に電話するも「知らない」
うーん・・あきらめて仕事に戻りすっかり忘れて夜★
『ブレード・ランナー』の鑑賞会も終わり、
わんこのお散歩中にハッと思い出し!そうだった!!
どきどきしながら電話したらちゃんと母が出た(ホッ)
原因は「オレオレ詐欺」
しつこいぐらい電話がくるらしく無視を決め込んでいたらしい。
ただ途中あまりにもしつこく鳴るから「もしかして娘かしら?」と思い電話したそう。
お騒がせしました。
ただそれには続きがあり、父に怒られ母シュンとしていたら電話が鳴り、
また「オレオレ」
父に代わって出てもらった途端切れたらしい。
男には逃げる「オレオレ」でした。

なぜにそこまで執拗にしつこくされたのか?
母が一言「あなた滑舌悪いわね」と挑発したせい?
「だって本当に聞き取り難かったんだもの・・」

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F

2018-08-22 | 翻訳物(SF)




フィリップ・K・ディック
編集:大森望
『トータル・リコール (ディック短篇傑作選)』★★★



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•『トータル・リコール』(We Can Remember It for You Wholesale)
•『出口はどこかへの入り口』(The Exit Door Leads In)
•『地球防衛軍』(The Defenders)
•『訪問者』(Planet for Transients)
•『世界をわが手に』(The Trouble with Bubbles)
•『ミスター・スペースシップ』(Mr. Spaceship)
•『非O』(Null-O)
•『フード・メーカー』(The Hood Maker)
•『吊るされたよそ者』(The Hanging Stranger)
•『マイノリティ・リポート』(The Minority Report)

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続々・・
交換読書フィリップ・K・ディック第2作目
夏休み那須旅行に持参
さすがの那須も2日目暑さで辟易

読後、映画化された作品をみて盛り上がる!当分楽しめそう^^
『ブレードランナー』→本日鑑賞会開催
『トータルリコール』
『スキャナー・ダークリー』
『マイノリティ・リポート』



「私的には『スペースシップ』が好き。そうくる!って(笑)翻訳者によるのかもしれないという気づき。おもしろいね」
「フィリップ爆走!」















































那須高原の風
りんどう湖の花火とステーキ
ひまわり畑
その作品を読んでいた場所の記憶が残る。
と言うか残してる(笑)


この備忘録をはじめて1000冊を超えたらお友達に教えるねって約束したけど、600冊まで数えてそれっきり。
一体何冊目なんだろう・・
知っている人が読まない備忘録は気持ち的に楽

先日過去のSNSでつながっていたコから突然メールがきて、
おすすめな作家さんの話題になったのがちょっとうれしかった。
すすめられたのが中村航『僕の好きな人が、よく眠れますように』


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A

2018-08-21 | これぞ青春!


秋野ひとみ
『プールサイドでつかまえて㊤㊦』★★

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プールサイドで手紙を書いていたあたしのところに、空から手紙が届きます。
その手紙は空から降ってきます。それが――今度の事件の、思いもかけない幕開けでした。

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あの頃はケータイなんざ存在しなかったから、
お手紙を書くという行為が存在した。
今回父が本棚を作ってくれて、大量の本を収納することが出来た。
部屋に見合う本棚を探すより作ってしまおうという発想「ステキッ」
奥行きも高さもだから理想的DIY
仕事に追われ過ぎてる相方に冷たい目線
どうぞご勝手に。
片付けの際、本と一緒に出てきたのが過去の手紙の束・・
昔のカレからのお手紙までwow
何の感情もなくぽいっと捨てられないわたしは昭和な人間ね;
書くという行為
キーボードで簡単に打ち、あ まちがったと簡単に消せる。
送信して あ やっぱり送るのやめようと簡単に送信キャンセルが出来る世界
味気ないなぁ
よい意味でも悪い意味でも、どんな意味でも進化してゆくのは止められない。

特に今はSF小説を読んでいるからなのか、影響されやすい私(笑)

明日は『ブレード・ランナー』鑑賞会

ただ本を読むだけじゃなく今とても充実している読むという行為









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U

2018-08-20 | 作家別諸々(あ行)




歌野晶午
『葉桜の季節に君を想うということ』 ★★★+


会社のコとの交換読書
帰省の電車の中で読む読む。
初めての作家さん
名前と題名と装丁からしっとりした美しさを想像

と思いきや!最初からいきなし下ネタ(笑)
そこから読ませるぐんぐん惹きこまれあっという間
語り口調が見事
そして最後の展開にデジャブを感じた。
ネタバレ(若いコが清掃員に化けられない!)



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「故郷というのは、遠く離れているから懐かしく思うのだし、たまにしか帰れないからありがたみを感じるのだし、何時間もかけて往復するから気持ちの切り替えができるのですよ。」

+「その点俺なんかは生活圏が故郷と完全に一致していて、オンもオフもあったもんじゃない」



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「トラちゃん、コーヒーだって」
綾乃が言う。
「急に声かけるな」
俺はムッとして振り返った。
「声をかけると予告して声をかける人がいるの?すると、声をかけるという予告の声にも予告が必要になるけど、その予告にも予告が必要で――ああ、目が回る」
綾乃が笑いながらマグカップを差し出す。俺は舌打ちをくれる。



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彼岸を過ぎると、みるみる日暮れが早くなる。そのくせまだ半袖で充分である。
年々、衣替えの時期が後ろにずれていってるような気がする。地球の環境は確実に変化している。しかし不思議なことに、日暮れの時刻は昔とまったく変わらない。



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降り立った終点の駅
結構な雨が降っていた。。
セブンで傘を買おうと見たら閉店!?まだ夜の10時よ?
おいおいセブンイレブンなんだからせめて11時までは開けようよ(泣)
田舎の哀しさ。
しばらく降りやまない雨を眺めていた。


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F

2018-08-12 | 翻訳物(SF)




フィリップ・K・ディック
訳:浅倉久志
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』★★+


交換読書
映画『ブレード・ランナー』の原作
またまた意外な世界への誘い・・
あえて前情報なしでいきなり入り込んだ週末
SFは柔軟性が試される。
年齢と共に凝り固まったあたまの中のエクササイズ!
一体コレは何を指すのか?
この人物は誰?
などなど次から次へと出てくる出てくる。
日頃『エージェント・オブ・シールド』をみているから慣れたアンドロイド
だからどうしてもあっけなさを感じてしまった。
情報が入り過ぎるとせっかくの過去の名作も霞んでしまい困ったところ。



近々『ブレード・ランナー』鑑賞会♪♪
やっぱりハディソン・フォードだよなぁ~








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この短編(「人間らしさ」――訳者注)に付されたコメントで、ディックは語っている。
「わたしにとってこの作品は、人間とはなにかという疑問に対する初期の結論を述べたものである。・・・・・・あなたがどんな姿をしていようと、あなたがどこの星で生まれようと、そんなことは関係ない。問題はあなたがどれほど親切であるかだ。この親切というと特質が、わたしにとっては、われわれを岩や木切れや金属から区別しているものであり、それはわれわれがどんな姿になろうとも、どこへ行こうとも、どんなものになろうとも、永久に変わらない」。
ここにデッィクのもっとも基本的な世界認識がある。ディックにおいて、人間とアンドロイドの生物学上の、あるいは自然科学上の区別は、まったく無意味である。親切な存在はすべからく「人間」であり、それ以外は人間ではない。ここで彼が、この非人間的性質の比喩としてのみ、「アンドロイド」を持ち出している事を失念してはならない。
ディックは、「アンドロイド」と「人間」の形式上の区別には関心がない。コピーも原物も、親切であればすべて本物である。



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この最後の解説がよかった。


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E

2018-08-10 | 江國香織




江國香織
『流しのしたの骨』★★★+


ちょっと風変わりな?家族のお話
キャラがたっていてその自然な描写力に感心せずにいられない。
姉も弟もそして本人含む家族全員がそれぞれの生き方を全うしている。

平やかな心

しかし出逢った男子に「そろそろ性交しない?」って誘う場面がよい。
あるがままに生きる。
もっと楽になってよいんじゃないって。
プライドが邪魔をするってよく言うけど、
わたしが突破しなくてはいけない壁は多分それ。
だって受け入れてくれるのは分かっている。
近づく距離に自然にストップをかける。



---



リップクリームは唇を守ってくれる。つめたい風や街の埃や、乾燥や殺菌やその
他様々な悪いものから。



「そろそろ肉体関係をもちましょう」



「大切なのは幻想を抱かないこと。それに相手を間違わないことね。心配しなくても大丈夫。みかけほど悪いものじゃないのよ」



「わからないけど、あのひとはわたしの運命のひとじゃないもの」
それだけははっきりしているの、と言ってころころと笑う。



空気の澄んだ、ぱりっとした朝。



「青い空」

「母さん、みて、雲がきれい」
比類なくまっ白な、意志的な感じのする雲だった。



「たぶん、わたしはうたがい深いのね。どうしても信じられないの」



素晴らしい、は母の得意の言葉だ。素晴らしいニュース、素晴らしい映画、素晴らしいお天気、素晴らしいフィレ肉




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しかし今朝の夢はひどかった・・(うんにテロ→有楽町線)



https://jp.opusonewinery.com/
「帰省したら飲ませてやるよ」だって!


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2018/6/17

2018-08-08 | FUJIFILM X-A1






































































































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2018/6/17

2018-08-07 | FUJIFILM X-A1


































































































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百合

2018-08-07 | ガーデニング+家庭菜園









お庭いっぱいに香る
優雅な気分にさせてくれる。



7年目の夏








待つ
断固として庭師拒否!




























今夜は久々の東京ドーム★巨人戦
横スタの広島戦以来

http://www.carp.co.jp/

http://www.giants.jp/top.html

http://hanshintigers.jp/



https://www.rakuteneagles.jp/







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「そういえば、私は大変なミスを犯しました。(省略)切腹かと思いました。」


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S

2018-08-06 | 司馬遼太郎



司馬遼太郎
【ワイド版】
『街道をゆく 41 北のまほろば 』★★★+


http://publications.asahi.com/kaidou/41/index.shtml

初心に戻るが如く青森
41冊目・・残りわずかで街道をゆく制覇!
道の奥 みちのくを旅してみたくなった。
秋田から先へ。
過去の記憶は十三湖の難破船としじみ汁
あと八戸からのフェリー
三内丸山遺跡
奥入瀬渓流での夕方の陽の残光とせせらぎ
結構覚えてる。
行ったことのないところはまだまだあるけど青森気になる。
ホント影響されやすい(笑)

---未---

直近で岡山、鳥取、山口、
あと・・海を渡って愛媛、徳島、高知
海を渡って宮崎

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よくある常識って何だろうってふとあたまをよぎった。
「普通そうだよね」っていう「普通」
何を基準にしているのか、それは今までの経験値でしかない。
だから意外な発想に目が覚める思いで惹かれてしまう。
イラッとしたら無視して時の流れを待つのが一番


夜10時の熱海の動かぬ渋滞
既に気分は夏休みなんだけど、現実は真夜中の混み合う環八を睡魔に襲われながらの帰宅
そしてこの一週間を乗り切って9連休~

伊東温泉に貢献
https://www.hotespa.net/hotels/komeya/

https://retty.me/area/PRE22/ARE319/SUB7604/100000725257/

http://www.steak-ikeda.jp/


とても充実した運があるようなないようなふらっと小旅行
波乗りしてシュノーケリングして温泉入って美味しいもの食べて^^
かばんの中には椎名誠の東北記


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