吉野源三郎
イラスト:羽賀翔一
『漫画 君たちはどう生きるか』★★★
三回ぐらいに分けて読む読む。
子供の頃に出逢っていたらよかったと思える本
読む本と現実の乖離が最近多い?
そうだよなそうだよねって感銘を受ける。
特に子供の頃なんてそうだった。
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1937年に出版されて以来、
数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」
人間としてどう生きればいいのか、
楽しく読んでいるうちに自然と考えるように書かれた本書は、
子供はもちろん多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が数多く示されています。
そんな時代を超えた名著が、
原作の良さをそのままに、
マンガの形で、今に蘇りました。
初めて読む人はもちろん、
何度か読んだことのある人も、
一度手にとって、
人生を見つめ直すきっかけにしてほしい一冊です。
《全国学校図書館協議会選定図書》
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