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H

2018-11-13 | 作家別諸々(は行)




本多孝好
『MISSING』★★★


突如今月は本多孝好月間ってことに☆
うさぎがかめに提案(笑)
かめはそれを受け入れ、うさぎはかめの素直さに感心

さて『MISSING』再読
過去の書評で★★★★
最後の『彼の棲む場所』がツボだったとみえ、
最初読み始めてみてどこか引っかかるものがあるかもと期待するもそうでもなく、
それぞれが新たに読む感覚に近いものだった。
何となく何となくだけど自然に先読みが出来ている気もしなくもなかった。
描写の一つ一つ
そこから自然発生的に生まれる想像力
まず自分じゃしないだろう行動は目につく。
違和感から引っかかって消えない。
仕組まれた無理心中
高速を運転していて確かに思うことはある。
このまま事故ったら眠ったまま死ぬのかなって。
命を預けているなんて意識していない寝顔



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「にこやかに談笑しながら、僕は司会者を撃ち殺し、タレントを絞め殺し、評論家を刺し殺し、ミュージシャンを殴り殺し、映画監督を蹴り殺し、プロデューサーとディレクターをまとめて焼き殺した。そうするのが当然の連中だった。」



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そうココだ。昔の私✓


お友達が好きと言った『瑠璃』
この男子のひねくれユーモアな会話がよい。
自己矛盾とあまのじゃくさ。
自由奔放とは逆にあるもの。

しかしみんな死んでゆく。
この4作品から選ぶとしたら今は『眠りの海』かなぁ





































生まれ育った環境
壮大な宇宙の話を読んでいるとちっぽけに思わなくもない。
現実でそれも小さな島国で。
たった一週間滞在しただけで、元の環境に順化
それが言葉となり発せられ、普段耳にすることもない本場の風に飛ばされた感
こんなことは初めて。
別の人みたい。


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