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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

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2019-02-18 | 村上春樹

 



村上春樹
『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』★★


スコットランド アイルランド ウィスキー紀行
表紙の写真は奥様が撮影
辺境からのつながり&最近ウイスキー好きのため。
VDチョコだってウイスキー&ブランデー入りGET
あと最近のMyお土産ヒットチョコも(http://shop47.info/pikannatsu/


-------- (抜粋)

シングル・モルトを味わうべく訪れたアイラ島。そこで授けられた「アイラ的哲学」とは?
『ユリシーズ』のごとく、奥が深いアイルランドのパブで、老人はどのようにしてタラモア・デューを飲んでいたのか? 蒸溜所をたずね、パブをはしごする。飲む、また飲む。
二大聖地で出会った忘れがたきウィスキー、そして、たしかな誇りと喜びをもって生きる人々――。
芳醇かつ静謐なエッセイ


--------

日々の楽しみって何だろう。


誰か他の作家さんと勘違いしているのか、奥深い旅行記かと思ったけど・・
エッセイだから旅行記じゃなかった。

検索検索✓✓

そう椎名さんだ!


https://www.suntory.co.jp/whisky/museum/know/shiina/vol3/4.html

https://www.suntory.co.jp/whisky/museum/know/shiina/vol4/


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M

2019-02-15 | 村上春樹

 



村上春樹
『辺境・近境』★★★


続いても辺境を含む旅行記
イーストハンプトン
からす島(瀬戸内海の無人島)
メキシコ
讃岐(うどん♪)
ノモンハン
アメリカ大陸横断
神戸(故郷)
辺境と言ったらノモンハン!我が衝撃の書『ねじまき鳥』
歴史上大きく取り上げられていないからか知らなかった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ノモンハン事件
NHKでトラック島での消えた連合艦隊特集をみて、こちらも初耳だった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/トラック島空襲
そう知らないことが多過ぎる。
日本が起こした戦争


---



世の中には故郷にたえず引き戻される人もいるし、逆にそこにはもう戻ることができないと感じ続ける人もいる。両者を隔てるのは、多くの場合一種の運命の力であって、それは故郷に対する想いの軽量とはまた少し違うものだ。どうやら、好むと好まざるにかかわらず、僕は後者のグループに属しているらしい。



---
私は半々というところかしら。
故郷は近し。

こちら写真版もあるby映三くん
https://www.shinchosha.co.jp/book/100149/































さて連休二日目
精神の破綻が起こる。
ガーピー・・もしもし?もしもし?
「距離をおこうか」怒りの長文メール
さぁて大きく深呼吸~
「長いメール来てた」そうきた(笑)

---

「俗に、<物言わぬは腹ふくるる業>という。普段は黙って何でも呑み込んでいる人の方が、実は芯が強くて厄介なのだと、」

---
宮部みゆき『あんじゅう』の一説に納得

ブレブレなわたし・・
その後電話がかかってきて、一瞬の無言の後お互い笑う。


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M

2019-02-13 | 村上春樹

 



村上春樹
『雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 』★★★


椎名さんの辺境紀行(ロプノール)に触発され、
こちらも辺境紀行ってことで久々の春樹
再読を何度重ねてもやはりおもしろい。

三連休の初日から旅行記漬け
『辺境・近境』
『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』と続く。





予定していたエッグベネディクトはキャンセル
スノボもキャンセル(ごめんなさい!)
まさかの東京駅ランチもキャンセル・・
雪予報が見事外れて余計に立ち位置微妙に。

まだここまではよかった。



---



僕を引きつけたのは、そこにあった空気の質のようなものではなかったかと思う。そこにある空気は、他のどことも違う、何かしら特殊な質を含んでいるように僕には感じられたのだ。肌ざわりも、匂いも、色も、何もかもが、僕がそれまでに吸ったどのような空気とも違っていたのだ。それは不思議な空気だった。旅行というのは本質的には、空気を吸い込むことなんだと僕はそのとき思った。おそらく記憶は消えるだろう。絵はがきは色褪せるだろう。でも空気は残る。少なくとも、ある種の空気は残る。
僕はそのあと長いあいだずっとその空気のことを覚えていた。そしてその空気の中で起こったいくつかの日常的かつ非日常的な(それはひとつの硬貨の裏と表なのだ)いくつかの物事を。僕はそのあといろんな国に行ったし、そこでいろんな空気を吸った。でもトルコの空気の不思議さは、どこの空気の質とも違っていた。どうしてトルコの空気がそんなに僕の心を引きつけたのか、僕には説明できない。



---





阿佐ヶ谷にトルコ料理屋さんを見つけ「行ってみたい」そう口にしていた。






























「人任せは、やめた方が良くないですか?」
ご指摘の通りです・・SW入れて出直します。


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N

2019-02-12 | 作家別諸々(な行)




野中柊
『ヨモギ・アイス』★★+


ジャケ買いしてチラッと読んだままの未読本
いつか読もう読もうと思っている内に・・

--------(抜粋)


Doing nothingを旨として、アメリカで新婚生活を送るヨモギ
文化、人種、男女の衝突と壁をユーモラスに描いた海燕新人文学賞受賞の表題作と『アンダーソン家のヨメ』収録


--------

ニ作品の後者の方に+を。
考え方のちがいもそうだけど、それぞれの目線や会話がおもしろかった。
自己主張の国
空気をよむ我が国
先日、上司と飲んだ際も身近な彼女のそんな話題が出た。
観察力 人を見る目 ただぼーっと生きているだけじゃね。

一番辛辣なのは誰?




























ねぇどこへ向かおうとしてる?
週末の予定の変動が半端ない。
上の上をゆくアクティブ男子だと逆に腰が引けちゃう。
「らしさ」を出せる人と出せない人



どーーーん
上司と飲み 寒空の下の我が行動力!


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雪の庭2

2019-02-10 | ガーデニング+家庭菜園





「こんなもんよ*」











陽の暖かさでとけてしまった。










モーニン!モリンガちゃん健在^^




























「雪はわくわくですね!都内で極寒っていうのでスキー場は死にますよ(笑)無理は禁物です。」
そう言ったのに、天気予報は外れて雪が降り始めたのは夕方*
今日からアメリカ出張

「何かつまらないね。」
ネタ切れ やっぱりマンネリ?
そこをやんわり返してくるって毎度のことながらバランスだよなぁって感心

「マジでめっちゃ忙しいんだよ。」
正直「忙しい」って言ってる人とは関わりたくないけど、父の死が影響しているし、
ネクタイを渡すまで永遠に続く・・

今年の目標の3人 

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I

2019-02-10 | photogenic




池沢夏樹
写真:芝田満之
『カイマナヒラの家』★★★+


波乗りをはじめてから、気になっていた本

表紙の波

見開きの海の青さと空の青
でもどちらかというとダイビングをする海


乗ってる乗ってる


---


この物語の登場人物はすべて架空であり作者の想像の産物であるが、家は実在した。


---
2001年



---



~ぼくにとってはハワイではなく、ハワイイだった。あの島々を呼ぶ本来の言葉のままに、ハワイイだった。

波に乗りにぼくが行くのはハワイイ。今よりもずっと若くて、心の底にたまった絶望の量もずっと少なかったぼくは、たぶん少し気負っていたのだろう。



「だってここはハワイイだから」

---
Hawaii

ハワイには愛が多いから なんてね。





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「~ダイアモンド・ヘッドはダイアモンド・ヒルとも言う。そして、ダイアモンド・ヒルをハワイイ語で発音すると、カイマナヒラになる。ダイアモンド・ヒル、カイマナヒラ。わかるだろ」



---
私は二十歳だった。


『ダンス・ダンス・ダンス㊦』が引っかかってる。






























ちょっと海が恋しい。
風邪をひくのがこわくて今時期は入れない・・


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Y

2019-02-08 | 吉田修一


吉田修一
『初恋温泉』★★★

手持ち無沙汰で引き続きMy本棚より。
新作『国宝』読めてない・・

文庫本だと見開きに著者近影?が載っている。
プロのカメラマン撮影
以前「吉田修一ってカッコイイですね」って言われ・・
第一印象 好みの問題 客観性
何でも分かってしまう時代に「秘密」なんて皆無
だけどやっぱり作家さんは顔を出さないでほしい。
物語をもっとイメージさせてほしい。


---

「大学生なら、同じ銀色でも日比谷線に乗れっていうのよねぇ」

---
またココで引っかかる。
こういうニュアンスが好きみたいね。


この一つの短編の舞台で身近な場所はと那須の二期倶楽部
http://www.nikiclub.jp/
星野リゾートに買収され営業終了していた。


行きたい温泉は?
うーん有名どころで登別温泉かな。
再訪したいのは有馬温泉
定番は箱根だけど、やっぱり群馬でしょ



未だに行けてない峩々温泉
両親を連れてゆこうと思っている鬼怒川温泉
飛ぶけどブルーラグーンも行ってみたい。
温泉 温泉 お風呂好き

過去に一人だけ温泉にときめく意味が分からないと言った男子がいた。
「だって誰が入ったか分からないお湯に入れる?」
・・・。
結構衝撃でそれを聞いたシチュエーションは未だに覚えてる。





つらら殺人事件*

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S

2019-02-07 | 椎名誠



椎名誠
『風の国へ・駱駝狩り』★★★


My本棚の未読本
ナランに引き続き写真と文で綴った旅行記

ヘディンの『さまよえる湖』
子どもの頃持っていた世界の不思議本の中でも、この消えた湖はかなりのインパクトだった。

ロプノール タクラマカン砂漠

1988年・・今から30年前、椎名さんは「日中楼蘭共同探検隊」に参加
そういうきっかけがない限り個人旅行じゃとても無理な辺境

オトコのロマンだよなぁって思う。























http://www.kaze-travel.co.jp/
この旅行社なら連れて行ってくれる?


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S

2019-02-07 | 椎名誠

 

椎名誠
『むははは日記』★★★

 

My本箱からお風呂用にチョイス
この沢野さんの描く椎名さんがよいよね(笑)
ちなみにデザインは和田誠

本書は1984年に本の雑誌社から刊行された単行本を、一部加筆訂正し文庫化したものです。
平成14年6月25日 初版発行

 

--------(抜粋)

 

あなたは文庫本とパンツの深い関係を知っているか!?時刻表は「読破」可能か!?ベストセラーがなんだというのだ!?作家がどうして「先生」なのか!?
愛してやまない活字文化を、思いもかけない角度から、ときに鋭くときに熱い眼光で見つめた「活字荒野に夕陽が沈む」
男三十代、血気盛んなありのままの日常「むははは日記」
勇ましく頼もしい、出版業界の斬り込み隊長・シーナ氏の姿が鮮やかに浮かぶ。マスコミ志望者必読の一冊

 

--------

 

おかしみのあるエッセイ

たまにぷっと笑ってしまうのはさすが椎名さん(あと時代のせいね)

むははははははは


こうさらけ出している内容だと、こちらまで腹を割れる気がして信用出来る。
誇張した表現もなく、日常のあるがままを切り取っている。

まぁ確かに興味ない人のエッセイ、日常を読んだってつまらないものね。

まだ本箱には未読の椎名作品が眠っている。

 

 

お風呂でボケッとしていることもあるけど、やはり本がないと・・未読本に追われている。

 

 

 

第二章 雑誌たちよ

ここで少々ブランク・・( ゚Д゚)ネムヒー(ー.ー)

 

 


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U

2019-02-06 | 宇江佐真理(お江戸物語)




宇江佐真理
『幻の声―髪結い伊三次捕物余話』★★★+


引き続きお江戸物語
私的にはこっちの方がくどくなくて好み+
馴染みある深川、門仲、八丁堀などが舞台に親近感
大きな事件や劇的な展開がないのにも関わらず、心に残るものがある。
知られざる作家さん宇江佐さんとは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/宇江佐真理


本業の髪結いの傍ら、町方同心のお手先をつとめる伊三次。芸者のお文に心を残しながら、今日も江戸の町を東奔西走…。
伊三次とお文のしっとりとした交情、市井の人々の哀歓、法では裁けぬ浮世のしがらみ。目が離せない珠玉の五編を収録。
選考委員満場一致でオール読物新人賞を受賞した渾身のデビュー作。



◆お江戸?なぞワード◆

しらくも
白癬菌が髪の毛に寄生して生ずる皮膚病


岡っ引き
江戸時代の町奉行所や火付盗賊改方などの警察機能の末端を担った非公認の協力者


出弄(しゅっぽん)
江戸時代、徒士以上の武士の失踪をいう。

その徒士とは?
下級武士の一身分。主君の警備にあたる歩卒

その歩卒とは?
雑兵のこと。


今回読んでいて引っかかったお江戸言葉

江戸っ子の定義でよく「三代続いて江戸に住んでいること」って聞く。
生粋の東京人は本当に少ないらしい。
わたしの周りは地方出身者が多い・・かなぁ
友人、知人はみんな南
会社だと南というより関西が多い「ほんまや」



https://books.bunshun.jp/sp/isaji
これからが楽しみ!当分お江戸でゆきましょう
































*GALA湯沢*終点で~す(^▽^)/

+ 



ガーラ湯沢スキー場(新潟県湯沢町)|GALA YUZAWA

ガーラ湯沢スキー場(新潟県湯沢町)|GALA YUZAWA

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初心者から上級者までスキー・スノーボードが思う存分に楽しめる新潟県湯沢町のガーラ湯沢スキー場(GALA YUZAWA)は手ぶらで東京駅からJR上越新幹線 ガーラ湯沢駅へ最速77分...

ガーラ湯沢スキー場(新潟県湯沢町)|GALA YUZAWA

 

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