アンソニー・ホロヴィッツ
訳:山田蘭
『その裁きは死』★★★★
元刑事ホーソーンの続編登場です(^▽^)/
ネタバレはなしね。
結構楽しみにしていた続編
ちょっとしたトラブルがあり(ごめんなさい!)途中ブランクが発生。。
期待を裏切らないエンターテインメント小説です。
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下記参照
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--------(抜粋)
実直さが評判の離婚専門の弁護士が殺害された。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた数字“182”
被害者が殺される直前に残した謎の言葉。脚本を手がけた『刑事フォイル』の撮影に立ち会っていたわたし、ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンから、再び奇妙な事件の捜査に引きずりこまれてーー
年末ミステリランキングを完全制覇した『メインテーマは殺人』に並ぶ、シリーズ第二弾!
驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ
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想像通りそう簡単には終わらせない。
どんでんどんでんお上手です(^▽^)/
今回は読書会の様子が出てきて、ナゾな部分が少し垣間見れた。
そう現実の読書会消滅で少々テンション低め・・
そのメンバが気にしていた本ってこともあり、メールはしておいた(反応有)
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いったん殺人事件が起こると、いったいどうして誰も彼も嘘ばかりつくのだろう?こういうときは誰だって協力しあうものだと普通は想像するだろうに―—とんでもない、そんな様子は微塵もないのだ。みながみな、まるで容疑者になりたくて列を作っているかのように思える。
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おもしろ ( . . )φ
一筋縄ではいかないってね。
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「この時点で、わたしはすでに手がかりを三つ見のがし、二つ読みちがえていた」
‥‥‥どこだよ!と思わず前の数ページを再読したのは私だけではないだろう。この言葉が意味するのは、ここまでですでに少なくとも五つの手がかりが読者に提示されているということだ。そして確かに、すべてがわかってから読み直すと「これかあ!」とのけぞることになる。「そっちか!」と臍を嚙むことになる。この徹底したフェアプレイを見よ。
縦横無尽に張り巡らされた伏線。何気ない一場面があとでまったく別の意味を持って立ち上げる興奮。鮮やかなレッド・ヘリング。そして真相がわかったときのカタルシスとサプライズ。
トラディショナル・フーダニットの枠がここにある。
ホロヴィッツは2019年5月、ロサンゼルス公共図書館のインタビューで、島田荘司の『斜め屋敷の犯罪』を愛読していると語っている。日本のファンにとっては実に嬉しい、本格への愛が感じられる言葉ではないか。
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(^▽^)/