ユーチューブでローリング・ストーンズを聴く。
オールメンバー70オーバーの生ける伝説バンドだが、特にミックとキースのステージライトに照らされたルックスはもはやゾンビだ。
サウンドは音響機材の発達で重厚感を増しているが、その根底に流れるのは、昔から変わらないブルースとロックンロールサウンドだ。
ハードロック以前のエレキバンドの雰囲気を維持しつつ、現在のミュージックシーンでも通用するアレンジが秀逸だ。
ビートルズもそうだったが、個々の楽器演奏テクニックは、卓越しているわけでもなく、どちらかといえばあんまり上手くないというレベルだ。
しかしそこにはテクニックでは出せない、所謂、ハートをくすぐる味がある。
ステージでは4人が距離を取りながら気ままに動いているが、アンサンブルは見事にキマっている。
とくにドラムスのチャーリー・ワッツの泰然自若としたドラミングは、その仙人か定年オヤジのようなルックスと相俟って異質の雰囲気を醸している。
ドラ息子のミックやキースをバックで優しく見守る好々爺のようだ。
そのドラムスタイルのおかげで、ストーンズはギンギンのハードロックやパンクロック路線へ逸脱するのを免れたのだ。
高校時代にはビートルズとともによく聴いていたが、大学生になって以降は随分ご無沙汰していた。
2003年に大阪ドームでの来日公演を見ながら、よう続くなぁと思っていたのが、2019年の現在も現役バリバリの一級品だ。
まさに奇跡のロックバンドだ。
メンバーの誰かが鬼籍に入るまでには、もう一度日本公演を実現させて欲しいものだ。
オールメンバー70オーバーの生ける伝説バンドだが、特にミックとキースのステージライトに照らされたルックスはもはやゾンビだ。
サウンドは音響機材の発達で重厚感を増しているが、その根底に流れるのは、昔から変わらないブルースとロックンロールサウンドだ。
ハードロック以前のエレキバンドの雰囲気を維持しつつ、現在のミュージックシーンでも通用するアレンジが秀逸だ。
ビートルズもそうだったが、個々の楽器演奏テクニックは、卓越しているわけでもなく、どちらかといえばあんまり上手くないというレベルだ。
しかしそこにはテクニックでは出せない、所謂、ハートをくすぐる味がある。
ステージでは4人が距離を取りながら気ままに動いているが、アンサンブルは見事にキマっている。
とくにドラムスのチャーリー・ワッツの泰然自若としたドラミングは、その仙人か定年オヤジのようなルックスと相俟って異質の雰囲気を醸している。
ドラ息子のミックやキースをバックで優しく見守る好々爺のようだ。
そのドラムスタイルのおかげで、ストーンズはギンギンのハードロックやパンクロック路線へ逸脱するのを免れたのだ。
高校時代にはビートルズとともによく聴いていたが、大学生になって以降は随分ご無沙汰していた。
2003年に大阪ドームでの来日公演を見ながら、よう続くなぁと思っていたのが、2019年の現在も現役バリバリの一級品だ。
まさに奇跡のロックバンドだ。
メンバーの誰かが鬼籍に入るまでには、もう一度日本公演を実現させて欲しいものだ。