ファンタスティックカップル4話もおもしろかったです。笑いました。
チョルスの落したお金を拾ったサンシル(アンナ)が買い物しまくって、チョルスにお金を拾ったと言ったら、チョルスが「でかした!拾ったお金はすぐ使っちゃえ」と言うところ。
そのお金が自分の落したお金だと気づき、サンシルを追いかけるところ。
おもしろいです。
考えたら、チョルスのしていることも、記憶喪失の女性を誘拐しているし、普通に考えると犯罪なのに、アンナがあまりにもイヤな女を演じていたので、かえって見ている人がすっとするように作っているのが、うまいです。
あと、スーパーのものを勝手に食べたり、人にあげちゃう頭のおかしい娘とか、いいキャラです。
こんな子はぜったい日本のドラマには出ないでしょう。
このドラマで感じたのは、アンナが記憶も地位もお金もなくしたことで、家族を手に入れることができたんだなということ。
何もかもなくすと、かえって人は心を開いて親切にしてくれるものです。
その辺が人間の心理ですね。
雪の女王はYAHOOでも放送していて、こちらは1週間に2話更新なので、ついにGYAOと同じ10話になりました。
10話はなんて言うか、もどかしいです。テウンも苦しいし、ボラも苦しい。
結局、いつか秘密は明らかになるのに、なんとか隠そうとする。
この辺はいつもの韓国ドラマの展開ですね。
それにしても今回のボラの美しいこと。
テウンに告白した次の日にテウンに会うボラ、兄の部屋でゴールドベルク変奏曲を聞きながら涙を流すボラ。
恋する輝きが表れています。
ふと、ファンタスティックカップルと雪の女王の2人の女性主人公が似ていることに気付きました。
お金持ちで、性格が悪くて、まわりの人に嫌われていて、そんな彼女が、貧乏な男に出会って変わっていくのです。
味付けがコミカルかシリアスかで、まったく違うドラマのようですね。