近頃、死んだ母ちゃんに逢いたいと思っていたので、ドンピシャの番組でした。
出川哲朗さんが死んだお母さんに会うというので期待してしまいました。
死んだお母さんの等身大CGが出てきて、出川さんも忘れていた思い出エピソードを語っていきます。
出川さんはだんだんその世界に引き込まれて、涙を流して伝えたかったこと「母ちゃんありがとう」を伝えます。
出川さんといっしょにやっぱり、私も泣いちゃった。
死んだ親の話が出てくると涙腺が弱い私です。
これは絶対商売になります。というかすでに起業化されていてもおかしくありません。
もしかして、お葬式とかで死んだ人からのメッセージとして流してもよいかも。
で、さらに冷めた話をします。
出川さんのお母さんの声を聞いて、清水ミチコさんの声そのままで彼女が演じているのがすぐわかりました。
死んだ親の声ってどういう声だったかは説明できませんが、その声と違うというのはわかります。
出川さんだって声に違和感があったはずです。
せめて、音声変換をして誰の声かわからないようにしてくれれば、出川さんには違和感があったかもしれませんが視聴者にはよりリアリティを感じられたと思います。
結局、すべては作り物で、出川さんの涙の演技?を見せられて、一緒に泣いた自分がばかなのかもと思ってしまいました。
いろいろ出てきたエピソードで私にも共通していたものがあってびっくりしました。
えんぴつで兄に刺された私は妹をえんぴつで刺しました。今、考えると理解不能ですが、兄妹って子どもの頃はもっとも憎い敵なのでした。
そして、みそおにぎり。私もみそおにぎりを母ちゃんに作ってもらっていました。
たまに食べたくなって自分で作っています。
それを「忘れていたー」と言った出川さんが演出では当然の展開なのでしょうが、「それ忘れるかよ」と私はつっこんでしまいました。
最後の意識のあるうちに「ありがとう」を言うと母親の病気がわかってしまいそうで言えなかったという話は、深く共感できました。