こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

雨の翌日 再黄砂

2007-05-28 07:57:13 | いろいろ
5月25日(金)、夜中からず~っと雨でした。久しぶりの雨です。

そんなに強くは降らないけど、先日ワックスをかけた車にはちょっと嬉しくない。

が、しかしこの日は新宮市まで行かねばならぬ用があり出かけました。

帰りはトンネル前は小降りなのに、抜けると間欠ワイパーでは間に合わない降り

だったり、坂を上るときは小雨、下りは土砂降り。長いトンネルでも長い坂でも

ないのに・・・。




帰り道古座の信号で停車した時に・・雨の九龍島(くろしま)です。

一日中降っているのに「明日は快晴です」って天気予報。疑いなが

ら就寝。26日は晴れているじゃん・・・でも なんとまたヤッカイナモノが

やってくるというじゃぁないか!風が吹き出す前に フロントガラスの雨をふき取

る。


再・黄砂・・・わざとじゃないか、なんかそう思いたくなる。これは26日の夕方

高富に向かう時です。

せっかく雨で空気がきれいになったのに、大型扇風機で返送できないものか。これ

も環境が変わってきているせいでしょうね。かの大陸からの大気汚染物質も流れ込

んできているという報道もあるし・・・(それは気流の関係で仕方ないか)、でも

何らかの対策もとってほしいよと思う
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高富(たかとみ)の虫送り ②

2007-05-28 05:53:06 | 和歌山県
写真がぶれていますが、ご勘弁を。じつは 伝統行事を記事にするために本物の

(なにをもって本物かというと、偽物はワタクシですね)、記者さんが何人かいた

ので、邪魔しないように撮影したわけです。子供たちが松明を持って歩いて来ます

小学生は近くの錦富(きんぷ)小学校の全校生徒のようです。そうそうチラシには

松明は、廃油を使ったバイオ燃料を使用。と書いていました。


虫送りですから、たんぼのあぜ道を歩いて来ます。いっしょに「カンカン」という

鐘を鳴らす音と「プー」というホラ貝を吹く音が聞こえ、なにやら呪文みたいな

声も聞こえました。この松明を持って国道を越えて海岸までのコースです。

開始時間が明るいため、もう一つ盛り上がりません。



行列は道路に上がって進みます。もちろん記者さんたちも先頭まで走って行き

それぞれ写真を写しています。この打ち鳴らす『カンカンプー』の音が実盛の

害虫を駆除し、また供養するわけですね。関係ない話だけど芭蕉の句の「むざんや

なかぶとのしたのきりぎりす」は 横溝正史の『獄門島』に出てきたな、と。


薄暗くなって 浜に到着しました。これからどうなるんでしょう?


先に到着した子供たちは、松明を浜に立てています。

先頭を歩いていた世話人の方が手にした船首のような形をしたものを海に浮かべ

一本の松明をそれに差してどうやら沖に流すようです。船首のような形のものは

骨組みだけで それをわら縄でくるんでいました。

沖に向かう松明



回収はしないのか?


子供たちや父兄が持った松明は 浜辺に掘られた穴で焼かれます。

騒ぐ子供もいますが、静かに松明を見ています。

お祭りではない、供養をするという形の行事ですがついて歩く親も 静かで

地域の人も静かに行列を見送って、実盛様も安心して成仏されたでしょうね。

これでカメムシが駆除されるといいんだけど・・・




コメント (2)
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