今年は タケノコがなかなか生えてこずそれは病院通いの我が家では ラッキーかもしれないけど、やはり生えるものが生えてこないと気になるもので。
早いときは連休前の雨と気温の上昇で 早朝からおじいちゃんが掘り出しに行っていたもの。なのに 今年は生えてこないから「タケノコも掘りびとが病むと遠慮したのか」と思ったりしました。
やっと四月末近くになってぼつぼつと出てきました。我が家では 掘って茹でて親戚やふだん親しくしてもらっているかたに配るのですが、例年ならおじいちゃんが掘って、おばあちゃんが茹でて
私が配るということも、おばあちゃんと私たち夫婦が掘って(それも何とかやっとこさ)、茹でて・・ということで、おじいちゃんほどたくさん掘ることができません。入院しているおじいちゃんに
「今年はタケノコがなかなか生えてこない」と言うと「12月、1月に肥料をやらなんだからなぁ。ほしい人があったら 掘ってもらって貰ってもらうといい」という返事。「でも、茹でてあげるから
喜ばれていると思う。自分で掘って茹でるとなるとめんどくさいで。それに 自分で掘って行って・・なんていうと、どこの誰が勝手に掘っていくかわからんやん。今年そんなことしたら、来年から
自分ちの竹やぶでも 先に知らん人が掘って行ってしまうで。最近用心悪いんやで。閉めた家の庭先まで勝手に入っていく人や、モノを持っていく人おるんやで」と教えたら「そうか」と聞いている
昨日も 朝からおばあちゃんと掘ってきたタケノコを茹でる準備にかかっていたらイソヒヨが一羽 母屋のトイレとお風呂のある建物の屋根にとまった。田舎の農家は 野良作業するためトイレと
お風呂は住居と一緒に造られていません。汚れた足や衣服でいちいち室内のトイレに行かずに済むよう 別の建物に造っているのです。その建物の屋根に 何かをくわえてとまったイソヒヨ、
「なんか虫をくわえてる」と私が騒ぐのを横目に、イソヒヨがトイレの前の壁の隅に消えました。おかしいなぁとトイレの前に行くと、そこのコンクリートの地面がコケやら木くずで散らかっていま
す。

またまた、おばあちゃんが竹やぶから帰って、ゴミをこんなところに散らかして・・・と思ったのですが、私が去るとまた飛んできます。どうも様子がおかしいので「もしや」と脚立を持ってきて
覗いてみると

なんということ、巣を作り始めています。「イソヒヨが巣を作ってる」とおばあちゃんに言うと「卵を産んでひなが孵ったら イソヒヨの巣は臭いというで。卵を産む前にとってしまわんと」
う!甲斐甲斐しく巣を作っているのにそれはムゴイ・・・が、イソヒヨの巣は臭いということ、ひなが孵るとうるさいということは私たちの住む離れで体験しているので、かわいそうだけど実行する
ことにしました。なんでこんなところに・・・それは そこにツバメが巣を作れるようにおじいちゃんが昔 板を打ち付けていたのです。もう十年くらいまえになるのか、母屋には昔から毎年ツバメ
がやってきては 土間の天井近くの代々の巣に田んぼの土をこねて リフォームを繰り返しヒナを孵していました。が、鳥の声がするとやってくる、蛇が田舎にはいるのです。蛇は壁を這って登り、
巣の卵を飲み込んだり、ヒナを飲み込んだり、人間が住む家の中なんて関係ありません、時間も日中であろうが夜中であろうがやってくるのです。ツバメが入って来れるように入り窓を作っているの
でそこから悠々と。おじいちゃんたちはツバメを守るため蛇ばさみを土間に置き、巣立つ日まで見守っていましたが、ツバメも昔のツバメと違ってきたのか、非常に行儀が悪くなって巣以外の場所に
とまって周辺にフンを落とし始めた、最初は新聞紙を敷いたり、新しく土台を作ったりしたもののそこにはとまらない。これでは ツバメと共存できないと入り窓も閉めてしまいツバメを入れないよ
うにすると、蛇も来なくなった。でも ツバメがやってくる家は縁起がいいってことあるから、別の場所に土台を作ったけどそうしたらそこには新居を構えない、人と鳥とは分かり合えないようだ。

土台
私はほうきとちりとりを手に巣をかき出した。素材はなに?

ツバメは田んぼの土とわら屑のようなものだったと思うけど、イソヒヨは 石垣に生え付いたコケをむしってきたらしく、それに母屋の庭から落ちていた紐を持ち込んだようで、それに短くはない
木くずもくわえて飛んできたのか、平べったい巣を作っていた。壊すのを見ていたのか?イソヒヨ。イソヒヨは磯に巣を作るべきである。
早いときは連休前の雨と気温の上昇で 早朝からおじいちゃんが掘り出しに行っていたもの。なのに 今年は生えてこないから「タケノコも掘りびとが病むと遠慮したのか」と思ったりしました。
やっと四月末近くになってぼつぼつと出てきました。我が家では 掘って茹でて親戚やふだん親しくしてもらっているかたに配るのですが、例年ならおじいちゃんが掘って、おばあちゃんが茹でて
私が配るということも、おばあちゃんと私たち夫婦が掘って(それも何とかやっとこさ)、茹でて・・ということで、おじいちゃんほどたくさん掘ることができません。入院しているおじいちゃんに
「今年はタケノコがなかなか生えてこない」と言うと「12月、1月に肥料をやらなんだからなぁ。ほしい人があったら 掘ってもらって貰ってもらうといい」という返事。「でも、茹でてあげるから
喜ばれていると思う。自分で掘って茹でるとなるとめんどくさいで。それに 自分で掘って行って・・なんていうと、どこの誰が勝手に掘っていくかわからんやん。今年そんなことしたら、来年から
自分ちの竹やぶでも 先に知らん人が掘って行ってしまうで。最近用心悪いんやで。閉めた家の庭先まで勝手に入っていく人や、モノを持っていく人おるんやで」と教えたら「そうか」と聞いている
昨日も 朝からおばあちゃんと掘ってきたタケノコを茹でる準備にかかっていたらイソヒヨが一羽 母屋のトイレとお風呂のある建物の屋根にとまった。田舎の農家は 野良作業するためトイレと
お風呂は住居と一緒に造られていません。汚れた足や衣服でいちいち室内のトイレに行かずに済むよう 別の建物に造っているのです。その建物の屋根に 何かをくわえてとまったイソヒヨ、
「なんか虫をくわえてる」と私が騒ぐのを横目に、イソヒヨがトイレの前の壁の隅に消えました。おかしいなぁとトイレの前に行くと、そこのコンクリートの地面がコケやら木くずで散らかっていま
す。

またまた、おばあちゃんが竹やぶから帰って、ゴミをこんなところに散らかして・・・と思ったのですが、私が去るとまた飛んできます。どうも様子がおかしいので「もしや」と脚立を持ってきて
覗いてみると

なんということ、巣を作り始めています。「イソヒヨが巣を作ってる」とおばあちゃんに言うと「卵を産んでひなが孵ったら イソヒヨの巣は臭いというで。卵を産む前にとってしまわんと」
う!甲斐甲斐しく巣を作っているのにそれはムゴイ・・・が、イソヒヨの巣は臭いということ、ひなが孵るとうるさいということは私たちの住む離れで体験しているので、かわいそうだけど実行する
ことにしました。なんでこんなところに・・・それは そこにツバメが巣を作れるようにおじいちゃんが昔 板を打ち付けていたのです。もう十年くらいまえになるのか、母屋には昔から毎年ツバメ
がやってきては 土間の天井近くの代々の巣に田んぼの土をこねて リフォームを繰り返しヒナを孵していました。が、鳥の声がするとやってくる、蛇が田舎にはいるのです。蛇は壁を這って登り、
巣の卵を飲み込んだり、ヒナを飲み込んだり、人間が住む家の中なんて関係ありません、時間も日中であろうが夜中であろうがやってくるのです。ツバメが入って来れるように入り窓を作っているの
でそこから悠々と。おじいちゃんたちはツバメを守るため蛇ばさみを土間に置き、巣立つ日まで見守っていましたが、ツバメも昔のツバメと違ってきたのか、非常に行儀が悪くなって巣以外の場所に
とまって周辺にフンを落とし始めた、最初は新聞紙を敷いたり、新しく土台を作ったりしたもののそこにはとまらない。これでは ツバメと共存できないと入り窓も閉めてしまいツバメを入れないよ
うにすると、蛇も来なくなった。でも ツバメがやってくる家は縁起がいいってことあるから、別の場所に土台を作ったけどそうしたらそこには新居を構えない、人と鳥とは分かり合えないようだ。

土台
私はほうきとちりとりを手に巣をかき出した。素材はなに?

ツバメは田んぼの土とわら屑のようなものだったと思うけど、イソヒヨは 石垣に生え付いたコケをむしってきたらしく、それに母屋の庭から落ちていた紐を持ち込んだようで、それに短くはない
木くずもくわえて飛んできたのか、平べったい巣を作っていた。壊すのを見ていたのか?イソヒヨ。イソヒヨは磯に巣を作るべきである。