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写真は先月行われた大災害に備えた訓練の一部です。串本町潮岬にオスプレイがやってくると、3000人近い人が岬に出向いているときに古座地区の動鳴気漁港(どめきと読むらしい)で
行われていたらしい。オスプレイが来なければ、これはこれで一番の見ものであったかもしれません。当日は有田漁港でも なにやら町内一の土建屋さんが自衛隊の指示に従って 土砂を盛り上げ
たりしていたらしく、国道が隣り合わせであるにもかかわらず見物・見学の人はまばらでみな横目で見ながら潮岬に一目散という状況であったらしい。
大津波に流されて、ぽっかりと家が浮かんでいるのだろうか・・・と思うけど。東日本大震災でも瓦礫につかまったり、海外でも瓦礫の上に犬が乗って漂流していたのを記憶にしているので
家の形で浮いているのは、まぁそんなにないかもしれない。屋根の上にまたがって・・というのは奥尻沖の地震の時に聞いたけれど。我が家は 家が古すぎて耐震化するにはすっごくお金が
かかりそうなので、耐震検査も受けてはいません。潰れるときは潰れるときやなぁ・・・みたいな、他人事みたいな気でおりました。
そうしたら、県がとんでもない試算を発表したので「オヨヨ!」と古臭い驚きをしてしまいました。
東海・東南海・南海3連動地震で約1万9千人、南海トラフ巨大地震で約9万人の死者が出るとする被害想定を発表したのです。それでも私は 多めの発表かな・・くらいでしたのに、
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町内全域が4分から19分で1センチの津波を観測し、その後バカでかい津波が何度も襲ってくるということで。いきなり最大18メートルや13メートルの大津波が来るのではなく徐々に
波高が高くなってくるということなのだ。それでも津波が来ることを想定し、1分でも早く1メートルでも高い場所を目指すことなのです。熊野新聞によると、どうやら県は昨年国が想定した人的
被害よりも 県が実施した津波浸水想定が大きいため大きく報道されることになったみたい。
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そして、この表を見て私も「う~ん・・・南海トラフで串本町死者数8200人死者率45.1%・・・」これは 私、当たりそう・・・こういうよろしくないものに 運悪くあたってしまう
そんな気がしたのです。もっと宝くじとか当たればいいのに、こういうものにきっと当たるんだろうなぁという予感が。町民はだいたい9月末で17800人。え!町民が半分になってしまう
のかぁ・・・というのは海抜50メートルの潮岬となんたん台の人が生き残るのか!・・・想定では我が家の近くまで津波が来ないことになってはいるものの、家が・・家がつぶれて下敷きで
死者となるのか・・・。まぁ 今の状況でおじいちゃんの介護部屋だと屋根も軽く比較的骨組みも新しい・・一安心だぁと喜んだのもつかの間「そんな巨大地震だと裏の山が崩れてきたら
山津波みたいに流されて土砂まみれやんか・・・」これは苦しい。泳ぐのが苦手な凹さんは水攻めも苦しいが、生き埋めも苦しいよぅ・・・。そうなりゃ、もう一貫の終わりだと腹をくくって
、え~でもこげも逃がしてあげたいし・・・といろいろ思っていたら、11月1日に町の避難訓練が行われるってチラシが入りました。でも当日は朝から雨で、どうなったのかわかりません。
那智勝浦町では雨でも訓練やったらしく、ニュースになっていたけど串本町は観なかったなぁ。もしかしたら 近々起こるのかもしれない、最近町内放送のスピーカーを新しくしているもん、
と思っていたら、広報に11月28日午前11時ごろ≪防災行政無線を用いた全国一斉の緊急情報の伝達訓練≫が行われ、防災行政無線の試験放送が流されるんだって。
「これは、テストです。」×3回
+「こちらは、ぼうさいくしもとです。」
+防災行政無線チャイム
Jアラート(全国瞬時警報システム)を通じてというけれど、緊急放送ってことで携帯もピコピコと鳴るんでしょうか・・・