
土曜日、こげの薬をもらいにおとうさんと田辺に行ってきました。新しく紀勢道路が開通して田辺までがすごく早く行けるようになっていたけど、
私が運転して行くことはありませんでした。運転はおとうさんがして私は助手席、後部座席にこげ・・ということが何度かあったので。
記念すべき一回目は 下りるところを間違えて田辺の外れまで行ってしまい、そこを過ぎたら有料になっちゃううえ、ガソリンがラインを切っていて
飛び去る看板に『スタンドは紀の川サービスエリアまでありません』(だったと思う)が出たときには無言になってしまいました。なんとか
田辺を出てしまわず獣医さんのところに行こうとすると 15分以上かかってしまい、体も車もひ~は~言いながら戻ったしだいです。
田辺在住の友人に「散々だったわぁ」と報告したら「下りるのを間違える人が結構いるよ」と言われたので、なぁんだザラにいるならおかしいこともない、
と思ったのですが、今回はこげも乗っていないし「運転してみよか」と言われてしまうと「うッ・・するけどぉ」となりました。
江住の乗り口までの国道は慣れた道ですから順調でしたが、後続にワゴンタイプの車が十分車間距離をとってついてくるので紀勢道路で田辺方面に行くのだな
と思っていたのです。この道ができてから 国道で田辺に向かう車がめっきり減り、ほとんどがびゅんびゅんと飛ばして走るので助手席に乗っていても
もうちょっと車間距離をとるか、みんな80キロで走ってくれたらいいのにと思うのですが・・・
写真は9月に助手席から写したものですよ、運転しながらなんて 危ないことはしてませんし、できません。
さぁ、ここから紀勢道路って走り出した時「ん?」後ろについてきていたワゴンタイプの車がミラーから消えました。と同時になぜか左側の窓にその車体が
現れたので「え?あり?」今まで おとなしく車間距離を開けていたはずの車が 私の軽自動車が80キロでは遅いだろ!ば~ろめが!というように
ぎゅ~んと左の路面の斜線が引かれたところから抜き去って、まさにあれよあれよとその姿を、宇宙の端まで飛んでいくように走り去りました。
「そんなに飛ばしていくのなら てめーが10分でも早く家を出ろよ!」が私のこんなときの持論であり、自分の車が進むのが遅いのを前方の車が遅いから
と言われても、もっと国道を走るときに私を抜けばよかったのです。軽自動車だから 国道を走っていくと思ったのでしょうか・・・
そのまま、たぶん100キロくらいで走って行ったのか 到底追いつくことはなかったのですが、その車だって前方に普通に安全に走っている車がいたため
また車間距離がほとんどない状態で走行している様子が 遠く離れてから見えました。片側一車線なので抜き去ることができない道路なんだもん。
それにしても トンネルが多いのでなんかつまらないし、ライトを消してもすぐまたトンネル、トンネルの入り口には≪トンネル連続5つ≫なんてものや
≪トンネルおわり≫という表示があるのもなんか笑う以前になんとかならなかったのか・・・と思います。この道はトンネルと橋でつながっているので
山を削ってとかより、山に穴開けるほうがお金がかからないらしい、山主は山を買ってくれと思うけど山を残してトンネルにするほうが公団側は助かるん
だって。しばらく後続の車もなく走っていたら、後方からライトが見えてきた。大きさから最新の軽自動車だなとわかる。ということは若者が運転か~
あっという間に車間距離をとって走りだしたと思ったら ピッタリと、ミラーで顔がわかるくらいひっついて走り出した。なんてこった、ぱんなこった!
あんた~、ここで私がブレーキ踏んだらあんたがぶつかるかポールを倒して対向車線に飛んでいくよぉって ここはレース場か!!恐ろしッ!
抜き去ることができないものだから、煽るようにひっついてくる、HONDAの軽ナンバープレート888の女子だ。若いというのは 自分の運転に相当
自信過剰、自意識過剰なんだね。こっちは巻き込まれるのを自分でよけていかなきゃならない。それでも 私の前方の軽自動車は 安全運転で走って
いるため私はその前方車に注意しながら走っていると、「な、なんだ~、いきなりブレーキか!路肩に止まるか!!」前方車は小さなトンネルを抜けた
とたん、予告もなしにブレーキを踏み次のトンネルとのほんの20メートルくらいの間の路肩にウィンカーも出さずに停車しやがった。
路肩の白線より車体が少しはみ出していたため、私は速度を少し落とし横を通過したので そりゃ私の後ろの彼女は

前方車の行動は 交通量の少ない国道42号線でよくある走り方だわ・・・そうこうしながら 無事に上富田という表示がありここで下りる。はぁ疲れた。
速度をあんなふうに煽られたら上げるしかないのか?・・・それでも 田辺に着くと一時間もかからず到着していた。獣医さんで薬をもらい、
「はい」とキーをおとうさんに渡した。なんてったって 連休で大阪からの車が走ってきているので帰りは田辺から合流して江住に向かうのだ。
私は合流がとても苦手、車線が多けりゃ後方から来る車が気を利かせて?よけてくれると思うけど、この道は1車線・・タイミングが大事。
今まで助手席に乗っていておとうさんの運転を見ていたけど うまく合流している、何台も車が来ていてもうまくできるのが不思議だ。
私は無理かも・・というのはおとうさんもわかるのか「はいよ」と運転して合流地点に来たら、「なんでぇ~!!車来てないじゃん!」
タイミングというものは恐ろしい、しばらくは後方からやってくる車はなかったのだ・・・


あまりにも山、また山を走るので シカの飛び出し注意の標識があります。だけども、土曜日はトンネル入口の壁面にサルがつぅ~と山から
滑ってきて、「きやぁ、サルが、渡ろうとしてる!」と車内で私は叫び、こうしてサルやシカが今まで以上に交通事故死する事態も増えることに
防ぎようはないのかなぁと思ったのでした。次は 合流もできて帰ってこれるようになりたい・・・が、私の走り方は間違っているのでしょうか?