久々のこげのことです。
こげは元気で過ごしていましたが この一ヶ月近く 後ろ足の付け根両方がかゆいらしく自分の口でクチュクチュと毛づくろいのような
人なら手で掻くところができないものだから 口で舐めたりしていたのです。で、みてみると また皮膚炎のように肌が赤くなっています。
夏なら以前にもあったように フケのようなかさぶたができるのが 真冬にもできています。やっと一月の初めにおしっこ検査も終了したばかりなので
夏にもらっていたスプレーを日に一度つけて様子を見ていました。治ってきてもまたぶり返すのでもう皮膚は紫色になって 毛も唾液でべたべた。
この状態だと 散髪にも春になって連れてはいけません。やはり獣医さんに診てもらって 飲むお薬を貰わないと悪いほうに進みます。
で土曜日に連れて行きました。前回 次に来るときにもおしっこ検査キットで採尿するように、一日の水を飲んだ量を記録するように言われているので
それも持参しました。先生は おしっこはちょっと膀胱炎ですがまぁ大丈夫です、水の量も大丈夫な範囲です・・とおっしゃります。
受付で私は 後ろ足の両脇がかゆくて赤くなってきました・・と伝えたので「で、足の両脇が赤いというのは?」と聞かれたので診察台に座っている
こげの後ろ脚の脇を教えたら先生曰く「そこは 股ですね」と・・・え?股って股間じゃなくない?と思ったのですが専門の先生がいうから
私の言いかたが間違っていたんでしょう(笑) でスプレーはやめて今回は飲み薬を使いましょうということに。それでしばらくは続けて
様子が悪くなったら連れてきて、変わらなかったら薬だけ取りに来てください・・ということで、いまは痒みもおさまったのかクチュクチュも
あまりしていません。よかったよかった。実は 夜中もクチュクチュするので喧しい。すごいことに私が「またクチュクチュしている!」と
きつく言うと、こげはわかるのです。飼い主バカでしょうけど 本当にこげは言葉がわかるのです、ぴたっとクチュクチュをやめるんだから。
私もここのところ 自分の体調が気になってこげをそう観察はしてないけど いて当たり前みたいで・・というか 完全に座敷犬になって
もう笑うくらい・・こげは人間化しているようです。
先日も 母屋に私が入って行ったところ、その日は雨だったんですが おばあちゃんがテレビの前で横になって寝転んでいました。
横になってテレビを見ているんだと私は思ったので黙っていたら おばあちゃんが向こうを向いたまま「足拭いてきたか?」と言います。
「?」と思っていたらまた「足を拭いて上がってきたか?」と言いながら振り向いて「なぁんや 凹か・・こげかと思った」と。
私の足音、歩き方がこげに似ていたからと笑います。いくら言うても人間とこげが同じはずないやん・・と思ったんだけど昨夜のこと、
私が寝ていたら廊下を歩いて部屋に入ってきたのが てっきりお父さんだと思っていたら こげがそのまま私の布団の上にドサッと
寝てきました。さっきの足音と歩き方、まるで人間やん・・・こげは いつしか人になるかもしれません。
そういうこげだから 室内にいることも多く家の中はこげの毛だらけ・・小型犬なら有りでしょうが・・
もう少し 番犬としての自覚も誇りも持ち戻ってほしいのですが 庭に出ないでいたら家の前の田んぼに
野生の猿が七匹も 山から下りてきました。一月のことですが 暗くなると家の周りは シカ。
この間なんか 朝五時に洗濯をしていたら このサルの写っている写真の家の前に 細い棒が何本か立っているのが街灯の明かりで
見えたのでなんだろう?あんなところに木なんかあったかな・・と思っていたところに新聞配達のバイクが。そのライトに照らされて
浮かび上がったのが三頭のシカ、おまけに右手の川からぞろぞろと群れでシカが上がってきている、バイクが近寄ってもすぐには
逃げない・・・サファリパーク化しているやん・・・しっかり吠えて追い払うとかしてもらわないと、サルがうちの庭の椿の木に
いたのには 私も心臓が止まるかと思ったわ!!今朝も裏山でシカが鳴くから こげに「外で吠えたっておいで」と言ったら
家の中でワンワンと・・・さっぱりわや・・だわ。サルの写真に写っているスイセンも 今はシカに食べられ坊主になった。
1月 田辺市の獣医さん前で