こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

獣害だらけ

2019-09-19 05:30:00 | 生き物
住人より山に住まうケモノたちの数が 断然に多くなってきた今日この頃。

それでも 我が家は庭の柿の木に山から飛び移ってくるサルくらいで済んでいた

のが、とうとう家の前のおばあちゃんの畑にシカが来てしまいました。シカの話はの

ちほどにしますが、お墓や柿の木にやってくるサルは 追っ払うにも限界があります。

先日母屋の裏の側溝に 柿の実が置かれていたのです。


ちょうど こげの散歩から私が帰って来て 母屋の裏にトイレを構えているこげの

ウンチを回収に行きかけたときに見つけたのです。柿の実はまだ青く でもちょこ

んと置かれている様は いまここに仮置きしてますよ・・みたいな感じで だから

誰かが置いたのかな?と思ったくらいです。だけど こんな青い柿 食べる人は

いないし、そういや 午前中に庭の柿の木にサルが来ていたのを追い払っていた

っけ・・と思い出し そうしたら この柿はそのサルが置き忘れたのか 何匹かで

やってきて 私のデカい声に驚き柿の木を挟んで右と左に逃げるときに 落とした

のかもしれない・・・と、まずは右手のお隣の家のほうを見たけどサルは居ず、離れの

ある左手の山を見上げた時 ハッ!と誰かと目が合った。一瞬 ? とはなるけど

その見た顔が真っ赤なサルの顔だとしたら 思わず「こらぁ~!」と声を出すのだけ

ども うちに来るサルは図太い神経を持っているのか 慌てて逃げないのだ。

なので 私もついからかってやろうと「お~い、ここに柿 忘れてるよ~取りにおい

でよ~」とまず 声をかけた。サルは 私が手を振りニコニコしてるのを見てか、

なぜか「え?それ 俺に言ってる?」というような感じで一度振り向く、まるで芝居の

ようだ(だからサル芝居ってことなのか)このサルは 昨年も同じような態度をとっ

たサルがいたけどもしかしたら同じやつかもしれない。あの時は 屋根の上に逃げ

たサルに向けて 鉄砲を撃つ真似だったか 飛ばないエアガンを構えた時だった

か、その時も「え?それ俺?」というような感じで後ろを振り返ってきたのが 腹が立

った記憶がある。のちに 叔父に「それは自分?ってサルは自身に指ささんかったか

?」と・・・そうなると コントである。私が 下から山の木にいるサルにギャーギャー

言うのがうるさかったのか サルは斜面で方向転換をした。そうしたら赤いおしりを

見せながら木の枝に飛び移っていこうとするから「忘れてるで~柿、いらんの?」と

必死になって呼び止めたら 茂ったシダの中に顔だけ隠したような形になったので

「あんた~、それは「頭隠して尻隠さず」ってことやで~」と言ってやったら ひょいと

一度顔を出して山の中に飛び込んでいった。頼りのこげも 最近はサルにも吠えな

くなって 室内で寝るばかり・・・食べることしか興味がない。

母屋の柿同様 私たちの住む離れにも柿の木があって こっちも深刻な獣害だ。

休日の昼間 おとうさんが柿の木の下にタヌキが来たのを動画で撮ってみせてくれ

たけど、逆光・網戸ごしで撮った本人しかわからないような映像だった。

私は それよりはましな写真を撮った。

お隣との境に座っているタヌキ。ここ数年はアナグマが出没して大変だったけど

久々のタヌキ。夏だからか 丸々としてないし毛も薄い。皮膚病のタヌキが増えてい

ることもあって、警戒しなくちゃなりません。こちらは 腐って落ちたりサルがかじっ

ただけで捨てた柿を食べます。サルは 鳴き声を出すので来たらわかるけど タヌ

キは 葉を揺らす音くらいなので気がつかない。ただ 柿を取り合ったりするとき

は 人に対する警戒心などなくなるくらいの 唸り声を出します。


こういうアングルだと うちのタヌキ犬にも似ています。この時は一匹だと思った

けど 実はもう一匹いて


サルよりは警戒心があって 私とカメラに気づくと逃げ出しました。

私も外に飛び出して行ったら 二匹は山に上がるコンクリートの階段をとっとこと

上がっていきました。

涼しくなってきたので 裏の空き地の草を引き始めたところ 台所の裏までシカが

来ていることに気がつきました。おばあちゃんの明日葉が 全部食い尽くされてい

ます。一応 竹やぶのほうはメッシュ網で入れないようにしているけど お隣の

裏庭との境界の金網が腰くらいの高さなので ぴょんと跳んだら入ってこれます。

この前なんか 夜8時ごろにピーピーとシカの声が すぐ近くで聞こえるので外に

出たら おとうさんの車の後ろに二、三頭。道にも小さいのがいたので 

「うぉ~!!」ガチャガチャと門扉を揺すって音を出したら 暗いところにも何頭もい

たようで 田んぼに飛び込むわ 走っていくやつやら 慌てていました。

こうして 獣害を受けながら人間が一人二人と減っていく私たちの住む地区は

もはや 防御しかありません。おばあちゃんの畑は この夏少し体調を崩したの

で トマトやナスが生り始めるころから畑に入らなかったので茂り放題。

それでオクラが収穫できるようになったので私が行くと 前日まであった落花生の

葉っぱがまるっきりありません。一瞬何が起こったのかわからず 「青虫が大量発生

したんや!」とマジで思いました。でも こんなに一晩で丸禿状態に食べる青虫は

いないでしょ、畑を見て回ると シカのひづめのあとがいくつも・・・・

畑をメッシュで囲っているのに どうやら 焼却用のドラム缶を置いている隙間か

ら入ったようです。シカの脚力にはかなわないから そのうち二メートルくらいの

柵を作らないといけないかも・・・・

コメント (2)
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