こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

きれい好き?

2019-11-10 05:30:00 | 我が家
きょうで四日目となる 今回から刈り始めた田んぼ。ひ、ひろい・・・四日たっても

あと、二日?三日?・・・体がもつか?と不安になってきます。天気のいい時に少しでも

刈っておきたいけど この田んぼは道に沿っているためゴミが多い。散歩のときに

も「ここにも、あ、ここにも」というくらいうちの田んぼに飴の包み紙が放り込まれて

いる。考えてもみてください、いい歳の大人が 散歩のおともに飴を口に入れる。そ

の瞬間までは自分のポケットにいれてきた飴。中身を口に入れたら その包み紙く

らいポケットに仕舞って家に持ち帰る・・・って、いい歳の大人の頭のなかに浮かば

ないか?と思う。草を刈りながら 草の中から次々と現れる飴の包み紙に私は

「これはうちの家に対する嫌がらせだな」と思う。そうか、嫌われてるなら私も嫌いだ

なので 拾い上げた包み紙を小さなバケツに入れてこれ見よがしに 道端に置い

て置くことにした。たまに誰かがとおってそのバケツの中を見てくれたら それでい

い。私が田んぼの草を刈りながら 小さなごみを拾い集めている・・ということを

知ってもらえば いつか誰かの口に上って伝い歩きのように誰とはなしにゴミを

捨てることにためらいや、違和感を持ってくれたらいい・・・面と向かって いい年の

大人に「ゴミは持ち帰って」なんて失礼ですもんね。でも大体そんな人の家の周りは

きれいに片付き、庭には買ってきたパンジーやきれいな花で整えているのです。

そのうえに この包み紙をばらまいたろか! と小心者の私は思うのです。


飴ちゃんの包み紙のほかには 飛んできたのかレジ袋のような切れ端や、ナイロン

紐。きょうは畑で使う 黒いシートが、それも三センチくらいに切れ切れになったも

のが 草の中からいくつも出てきた。家庭で出たごみを 焼却したのか その時

に飛んだのか シップ薬の透明シートが何枚も出てくる。畑でシップを貼る?

この田んぼをうちから借りて作っていたおじさんは 稲作をやめても草が茂るから

と 好意でトラクターで耕してくれていたのでそのころは草も大したことが無くて

助かっていたのだが、少し体が不調になってトラクターも使わなくなった。それまで

に 周囲の人には草とか野菜くずとか田んぼに捨てて置いたら トラクターで

すきこんで(土の中に混ぜ込んで)やるから・・・とでも言っていたのか?それも少し

おかしな話だ、借りて作っていたけど今は作らず ひいてくれていても田んぼはう

ちのもんだけど。勝手によそのゴミを入れるのもおかしな話なんだと思うのだけど

まぁこれまでの付き合いもあるので目くじらを立てずに我慢してたら 本日みつけ

ましたよ。畑のイモのツルなどのくずを 畑側から投げ込んだと思われるゴミが。

草刈り機で刈っていたら 生えてる草ではない 長めの茎ばかり出てくる、草刈り

機の刃に巻きつくのは怖いから いちいち拾いあげていたら結構な量に。


一抱えになるくらい ゴミ袋の大にすっぽり収まるくらいのよその畑の 収穫後の

ゴミ。自分の畑に 焼却場所を作っているのにだ・・よ。それもこの秋に捨てたもの

だから、私がこの田んぼを刈り始めたときに 「悪かったよ、うちのゴミだから集め

るね」と気がつくもんだろーが・・と私は草刈り機をブンブン鳴らしながら文句を言う

そうしていたら 草の中に赤色のものが・・・一瞬 まだ冬眠してないカエルを斬っ

てしまったのかとドキドキしたけど、よくよく見たら サツマイモ。ここは休耕田であ

る。そこにいきなりサツマイモかよ!と思った。


右側のイモは クワで掘り起こしたときに切ってしまったクワ切れイモ。左は 収穫

して食べられるほどでもない大きさと思ったのか?だからうちの田んぼ に捨てた

私が心を広く持って カラスが畑で拾って田んぼに運んだ・・・と思ったとしても

納得がいかない。ようは 自分の庭や畑がきれいなら 隣り合うよその土地には

捨ててもいいんだよってことなのか・・・

とりあえず、今回草を刈って 次回までにまた同じように畑のゴミを捨てていたら

それを集めて柵の向こうの畑にお返しし、この田んぼは草を刈らないでおこうと

思う。こっちは茂らさないように刈っているのに その刈りはらったところにゴミを

捨てられたらいったい何のために 汗水流して草を刈っているのかアホラシイ。

しかし そうなると ますますゴミを捨てるだろう・・・やはり口で注意を促さないと

いけないのか?



うちの隣の閉め無人家の家人が 家の周りの草刈りを町のシルバー人材に

依頼したようで 先日朝から草を刈っていた。おばあちゃんと「よかったね、やっと

うちの母屋の前の茂った田んぼも刈ってくれるわ」と思ったら なんとうちの前の

田んぼだけ刈らずに帰っていった。「え?なに・・・依頼した家人はこの田んぼは

刈らんでもいいって言ったのか」普段から 道に倒れ掛かってくるススキを疎ましく

思って ボランティアで家の前と道に面する部分を刈っているのに・・だよ。

おばあちゃんは「年末までにここを刈りにくるんだよ」と言うけど その可能性は

無いような気がする。まだ住んでいるときだって 一斉清掃には遅れて出てきて

草刈り機の調子が悪いのか いじって終了・・・草刈りなんて 協力したくないの

だろうね、人と協力することを教え導く仕事をしてたんじゃねーのかよ・・と、私は

思う。思うが いずれ我が家もこの隣家のような状況になる。できる間は人様に

迷惑かけないようにしていきたいと思うけど、あと五年でここもだいぶ変わるで、

とおばあちゃんは言う。たしかに 五年後は ほとんどが50歳以上になっている。

若い人は昼間は 串本で働き 新しい移住者なんて きれい好きな人はいない。

なにごとも 草が茂っているのが自然・・・というポリシー。自分のゴミを他人の土地

に入れる人もあれば 草を茂らし放題という人もいる。きれい好きもいろいろね。


コメント
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