ここ数日はお天気もよく 快調に草刈りを続けています。が、今年から刈り始めた
この田んぼは これまでの田んぼより1.5倍はあるのだろう、刈っても刈っても
終わりが見えない、どでかいススキの株の群れが行く手を阻む。おまけにその株元
の 茶色くモジャモジャした下草これが また難問であって 名前は知らないので
私は≪貞子の前髪≫と呼んでいる。ホラー映画の≪リング≫の貞子がやってくるとき
の前髪のように それは長く伸び どこがはじめか終わりかわからず 倒れこみ
地面に這いつくばい 土の中にめり込み 草刈り機の刃をどう持っていけば気持
ちよく刈ることができるのか、腕にも力が入って 普段より倍疲れて まさに貞子が
肩に乗っているかのようだ。なので この田んぼを刈りながら私は「ここは まるで
アドベンチャー的な、魔境じゃないのか?」と憤慨しながら思っている。思いながら
そちらに気を向けていると いきなり草刈り機を持つ手にガーンと衝撃が走る。
先に刈っておいたススキの株に刃を当ててしまうと そんな鈍い衝撃が返ってくる
のだ。草の株とは言え 大株は私の機械でも刈ることができず低くて10センチくら
い刈り残す。刈り終えうしろをみると 平地に株だけ残っている。刈っていく私の
後ろについてくる さながら突っ立ったゾンビのようだ(笑)
通称:貞子の前髪 刈られる前
刈ってしまうと 軽く扱いやすくなり 呪いが解けたかのよう
こんなモジャモジャした草の中から 出た~!人参!ジャガイモ・・・ニンニク
丸の中は ビニールの切れ端。
ニンニクが一個あったようだが 見事に私に斬られて あたりに匂いが・・・
再度言っておくけど ここは以前米を作っていた田んぼで 一度も野菜畑に
なったことはない・・と思う。だんだん こう野菜が出てくると ここが田んぼだった
ってことに 自信を持てなくなる・・・
日曜日 おとうさんと二人で刈ってここで時間切れ。午後から 刈った分の草を
熊手で集めて柵に入れます。月曜日 私一人で残ったうちの半分しか刈れず、
火曜日にやっと全部終わった。周囲の溝は少し残っているけど それはおとうさん
の仕事として残している。ススキの株は 後日除草剤を噴霧する予定。
この田んぼにはもう一つ小さい田んぼがくっついているけど それは後回しにして
残った田んぼを先に刈ることになっている。田んぼから出てくるゴミを片付けながら
なのでそのロスも多少はあったし、ススキの株も時間がかかった。あ~疲れた